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企画展 “感激なきところに人生なし”
三浦綾子の伝記小説『愛の鬼才』西村久蔵の生涯

■開催趣旨
 三浦綾子記念文学館開館15周年企画展は、三浦綾子の伝記小説『愛の鬼才』西村久蔵の生涯を取り上げました。『愛の鬼才』は『小説新潮』に1982年6月号から1983年9月号まで連載され翌月に単行本が刊行されました。連載が始まって間もなく直腸癌が発見され、三浦綾子は癌と闘いながら絶筆になるかもしれないという危機の中で、120余名の関係者に取材し西村久蔵という偉大な人物を世に紹介するために『愛の鬼才』の執筆に全力を注ぎました。
西村久蔵は1898年小樽で生まれ、小樽高商卒業後、札幌商業高校で教鞭をとり、禁酒運動やキリスト教伝道に奔走、のち、洋菓子のニシムラをおこし、戦後は引揚者のために江別にキリスト村を建設しました。 
今回の特別展では、その西村久蔵の生き方を6つの角度から照らし出します。

■開催概要

(1)タイトル
 企画展 “感激なきところに人生なし”
 三浦綾子の伝記小説『愛の鬼才』西村久蔵の生涯
(2)期間
 2013年11月1日(金)~2014年3月27日(木)
(3)場所
 三浦綾子記念文学館 第4展示室(企画展・特別展展示室)
(4)観覧料
 同展の観覧は無料ですが、入館料(一般500円)が必要です。

■展示内容

展示パネル9枚の構成で、伝記小説『愛の鬼才』に描かれる、西村久蔵の“感激なきところに人生なし”の生き様を6つの切り口で紹介します。各章の展示は、概説・久蔵の「愛」・久蔵の流儀、初公開の資料を含めて構成されています。
(1)綾子、〈愛の鬼才〉西村久蔵に出会う
(2)札幌商業学校教師 「感激なきところに人生なし」
(3)西村家家長 「宿を求めて来た者を、絶対に拒否してはならぬ」
(4)洋菓子のニシムラ社長 「自らに薄く、従業員には厚く」
(5)江別キリスト村開拓者 「リュックサック一杯の食糧を背負って」
(6)最期の日々とその後 「愛とは過去にならないものだ」

■オープニングの開催
  11月1日(金)13時30分 三浦文学館  第4展示室

■関連事業
 講演会  3回 開催場所 三浦文学館 2階図書コーナー
  (1)2013年 11月1日(金) 14時 講師 茅野千草さん
  (2)2013年 12月7日(土) 14時 講師 平林 篤さん 佐藤根 恵さん
  (3)2014年 1月13日(月) 14時 講師 森下辰衛さん

『愛の鬼才』案内チラシ

『愛の鬼才』案内チラシ(兼 割引入館券)

(文責:小泉雅代)