銃口展案内

銃口展案内

「緊急特別企画」として、
『銃口』展を開催する運びとなりました。

【開催にあたって】
『銃口』は、昭和の戦争がすすむ時代<天皇は神>という教育を受けた一人の男性が、やがて教師となり熱心に教えた綴り方(作文)教育で突然警察に捕まるという「北海道綴方教育連盟事件」を題材に、<昭和と戦争>を描いた作品です。
作品には、自身が軍国主義教育に何の疑いも持たなかった教師体験の反省から、「この昭和という体験は、どうしても書きのこしておきたい。戦争を二度とおこしてはならない、おこさせてはならないと、若い人たちが真剣に考えてくれればという願い」が込められています。
『銃口』は<三浦綾子の遺言>とも言われ、書き終えた綾子は「昭和時代が終わっても、なお終わらぬものに目を外すことなく、生きつづけるものでありたい」と次の世代へ大切なメッセージを託しました。
この『銃口』展が、いまもさまざまな形で人間に向けられている銃口に無関心に生きることが、結果的に自分が自分に銃口を向けるものであることに気づき、その危険に目をそらすことなく、人間が人間らしく生きることの大切さを再認識するきっかけになればと願っています。

銃口展の様子(入り口付近)

銃口展の様子(入り口付近)

銃口展の様子(創作ノートなどの資料)

銃口展の様子(創作ノートなどの資料)

銃口展の様子(小学生が読めるようにふりがなをつけた展示)

銃口展の様子(小学生が読めるようにふりがなをつけた展示)

期間 … 2014年4月25日(金)から11月3日(月)まで
会場 … 当文学館 2階 回廊ギャラリー
料金 … 通常の入館料のみ(大人500円 大学・高校300円 中学・小学100円)※土曜日は、小中高生無料です。

皆さまのおいでを心からお待ちいたしております。

(文責:難波真実)