交流展「武者小路実篤の世界」

交流展「武者小路実篤の世界」

開催にあたって

 このたび三浦綾子記念文学館では「武者小路実篤の世界」を7月1日(水)から10月30日(金)の会期で開催いたします。これは、2010年から開催してまいりました“全国の文学館との交流展”の第5回目となるもので、開催にあたり調布市武者小路実篤記念館様(東京都)に多大なお力添えをいただきました。この場をお借りしまして心から感謝申し上げます。
 武者小路実篤は、明治43(1910)年に文芸雑誌『白樺』を志賀直哉、有島武郎らとともに創刊し、文学の新しい潮流を生み出しました。代表作には『友情』『愛と死』などがあり、深い人間愛や、美と真理を追求する情熱に裏付けられた人道主義作家としての精神が、彼の作品にはよく現れています。
 また、武者小路実篤は文学のみならず、美術評論や演劇などでも活躍したほか、40歳の頃から書画の制作も手がけ、野菜や花など自然の美を描き続けました。
 この交流展では、武者小路実篤の90年の生涯とその業績を写真と書画50点で紹介し、それらを、“実篤の生涯”、“実篤の白樺時代”、“実篤の理想「新しき村」”、“実篤 失業時代からの転機”、“実篤、ここにあり!”、“実篤の仙川時代”、“額装で観る実篤の絵9点”、“素顔の実篤”の、計8つのテーマでご覧いただけるように構成いたしました。
 今年(2015)は武者小路実篤生誕130年にあたり、これほどの規模で彼の所蔵品や関連資料をご覧いただけるのは、道内では初めてのことでもあります。貴重な機会ですので、ぜひ心ゆくまでお楽しみください。
 
                                     主催者