【2014年10月】「想い出ノート」 第186号

2014年10月3日
4回目の来館です。
『銃口』展があると知り、今月結婚50年目を迎える夫と共に来ることができ感謝です。
『氷点』『道ありき』『塩狩峠』『銃口』他いつも感動しつつ読みました。
お互いを尊重しつつ支え合った三浦夫妻そして出来上がった作品、涙なくしては読めない本ばかりです。
74歳と71歳の私達がこうして来られたこと改めて感謝します。        
          神奈川県

2014年10月3日
『氷点』と私の出会いは、中学2年生のころでした。
原罪 人間が生まれながらに持っている罪―とは何だろうか? 
例えば私の原罪は何なのか? 考えても当時はわかりませんでした。
今になって、原罪とは自分の中のエゴイズムや奢りによって知らずに人を傷つけること、その罪に気付かないことではないかと思うようになりました。
あれから10年。氷点舞台のこの場所に来ることができ、感無量です。

2014年10月7日
札幌から、弁論大会のため旭川へ来ました。
こんな素敵な文学館があったことを17年生きてきて初めて知りました。
札幌へ帰ったら綾子さんの本を読もうと思います。

2014年10月18日
学生時代、新米教員時代、むさぼるように読んだ三浦文学にもう一度出会ったような気がします。
最近の作品は読んでいないのを思い知らされました。
氷点、道ありき、愛の鬼才を読んだときの感動をもう一度味わいたく思います。
又、読み返してみたいと思います。
          札幌市

2014年10月21日
あわただしい毎日の生活の中、ゆったりと時間が流れて行く場所です。
今日は一番大切な人と訪れました。
また、本が読みたくなりました。

2014年10月25日
しばらくお訪ねできませんでした。
綾子さんにお会いしているような、なつかしくあたたかい思いの中でここにお訪ねできたことを、心からうれしく思い、拝見させていただきました。

2014年10月25日
前回まいりましたときは、父も一緒でした。
あれから6年ぶりです。
この文学館が、多くの方々にとって、なくてはならない場になっていること、綾子さん、光世さんの存在の大きさを思います。
皆さまのおはたらきのうえに、神さまの励ましとお支えを心より祈ります。

2014年10月28日
やっと来館することが出来ました。九州生まれ育ちの夫の転勤にともない、札幌にまではきましたが、なかなかくることができませんでした。
『銃口』また読み返したくなりました。息子が教師になるといい旭川にいます。
学生ながら家庭教師や陸上で小中学生の前で指導をしているようです。
彼にも読んでもらいたいと・・・。
将来を背負う子どもと向き合う職を選ぼうとする息子を応援かねてまた伺います。
          札幌市

2014年10月31日
昨夜、光世先生が天国に行かれたことを知り、やってきました。
最後にお会いできたのは春でした。
今ごろ、2人で美瑛の丘を手をつないで歩いていますか?
いつまでもいつまでも仲の良い御2人が目に浮かびます。
また来ます。光世先生ありがとうございました。 
          旭川市神楽

(まとめ:小泉雅代)

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