“冷凍庫”の中の文学館

顔が痛い。今朝の旭川の街はマイナス20度を超えた。街全体が冷凍庫だ。 
三浦文学館は美瑛川に近いことからおそらくマイナス23,4度にはなっていると思われる。旭川市内で江丹別という地域ではマイナス28度にもなった。
だが、冷凍庫の中の三浦文学館は、外の気温とは真逆で、暖炉の温かさ。
三浦文学館の魅力は?、とよく聞かれることがあるが、日本最北の文学館でしか味わえない、冷と暖のギャップの実体験場できることか。
窓越しに凍てつく森を眺めながら、小説を読んだり、胸を打つ言葉に出会ったり。館の思い出ノートには、「この館に来て心が落ち着く」「癒される」という書き込みが本当に多いが、なかでも「冬の文学館はいいね。」という来館者も最近多くなっている。
今日は、一年に何回しかないー20℃の冷凍風景を楽しんでください。


△小枝も凍り、樹の「白い角(つの)」のようです。


△今日は一日、冷凍中。


△朝陽が刺さるように、凍てつく見本林を射抜く。林の陰も美しい格子模様。


△松の葉の一本一本に霜柱が見れるのは、早朝だけ。

タイトルとURLをコピーしました