旭川西高校書道部展
11月2日から、旭川西高等学校 （旭川市川端町５条９丁目） 書道部による展示が開催されています。
高校生による力作がずらり！
大変見応えがあります。
書道をされている方がご覧になって、「すごい、いい作品がそろっているねえ」と感心しておられました。
私はまったく分からないのですが（恥ずかしながら）、それでも、引きこまれていくような世界観を感じます。
言葉の切り取り方、っていうんでしょうか。
どの言葉に焦点を当てるか、その感性もおもしろいですね。
言葉と書の見事な融合、一見の価値有りだと思いました。
実際に目で直接ご覧いただくのが、やっぱり素晴らしいと思います。
ぜひ、おいでください！
（文責：難波真実）
旭川西高校書道部展
旭川西高校書道部展 プロフィール
旭川西高校書道部展 １年 宍戸夏美さん 『氷点』より 「純白の雪の中を流れる冬の川は くろくしっとりと落ち着いていた」
旭川西高校書道部展 １年 鈴木星香さん 『天北原野』より 「鰊の焼く匂いに赤いチャンチャンコ」
旭川西高校書道部展 １年 安東実里さん 『天北原野』より 「真っ赤に燃えたストーブで体は温まっている」
旭川西高校書道部展 １年 川田咲さん 『氷点』より 「朝陽 朝陽に光る布めがけて走った」
旭川西高校書道部展 １年 十河琴音さん 『氷点』より 「敵 敵とは、一番仲よくしなければならない相手だ」
旭川西高校書道部展 ２年 大西拓斗さん 『銃口』より 「藁包の納豆を幾本か入れた竹籠」
旭川西高校書道部展 １年 竹本江梨花さん 『塩狩峠』より 「秋の風 みる間に形を変えて流れる」
旭川西高校書道部展 ２年 住吉美海さん 『塩狩峠』より 「澄んだ空に白い雲がひとひら陽に輝いている」
旭川西高校書道部展 １年 後藤怜茉さん 『氷点』より 「ドミソドミソドミソ 指は同じ鍵をくり返していた」
旭川西高校書道部展 １年 水野千春さん 『母』より 「飴玉の味、忘れられない」
旭川西高校書道部展 １年 佐藤香鈴さん 『続泥流地帯』より 「人 その友のために命を捨つる それより大いなる愛はなし」
旭川西高校書道部展 １年 折田佳音さん 『石の森』より 「車輪をきらめかせながらペダルをふむ」
旭川西高校書道部展 １年 榊原亜衣さん 『天北原野』より 「受けて立つより仕方ないのが人生のような気がする」
旭川西高校書道部展 ２年 小清水滉将さん 『青い棘』より 「女って子供がいると本当に強くなれるものですね」
旭川西高校書道部展 １年 松村亜弓さん 『塩狩峠』より 「トドマツやエゾマツの樹氷が朝の陽に輝いている」
旭川西高校書道部展 １年 川上真里奈さん 『氷点』より 「敵というのは一番仲よくしなければならない相手のこと」
旭川西高校書道部展 １年 松川理佳さん 『塩狩峠』より 「己に勝て その光を反射する者となろう」
旭川西高校書道部展 １年 野崎伊織さん 『ひつじが丘』より 「愛するとはね 相手を生かすことです」
旭川西高校書道部展 ２年 瀧本莉央さん 『夢幾夜』より 「純白の雪の上 鷹がゆるやかに舞う」
旭川西高校書道部展 １年 執行佑佳さん 『氷点』より 「過ぎ去った時間だけは 神でも取返すことはできない」
旭川西高校書道部展 １年 大橋夏海さん 『塩狩峠』より 「浅草の夜 耳元にささやいたふじ子」
旭川西高校書道部展 ２年 宮崎万由有さん 『太陽はいつも雲の上に』より 「どんなに長いトンネルでも 一歩一歩歩いて行けば いつか明るい外に出るんだって」
旭川西高校書道部展 ２年 井上遥さん 『母』より 「光は闇に輝く」
旭川西高校書道部展 ２年 井上楓さん 『母』より 「この歌うたうと何とも言えず 安らかな気持ちになるんだ」
旭川西高校書道部展 ２年 澁谷冴佳さん 『明日のあなたへ』より 「離れ病む君に書く時化粧する 慣ひはいつの頃よりならむ」
旭川西高校書道部展 １年 多羽田麗さん 『雪のアルバム』より 「雑踏の中に孤独がある」
旭川西高校書道部展 賛助出品 宮岡蝶溪さん 三浦綾子『夢幾夜』
