平素より公益財団法人三浦綾子記念文化財団ならびに三浦綾子記念文学館の活動にご厚情とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
本年で第4回目を迎えました「声つむぎコンテスト」におきましては、多くの皆様にご参加を賜り、誠にありがとうございました。
2026年度以降の開催につきまして多数のお問い合わせを頂戴しておりますが、本事業につきましては、前事務局長の難波真実が組織的な合意形成および正規の手続きを経ることなく進めていた企画でございました。
同人による独断的な運営に起因し、現在の当館は財源および人員不足の状況に置かれております。
当財団といたしましては、運営および財政の健全化を最優先課題と捉えており、誠に苦渋の決断ではございますが、該当事業につきましては当面の間、休止とさせていただくこととなりました。
なお、今後の再開検討におきましては、企画名称の見直しや、朗読事業に造詣の深い有識者様のお力添えをいただきながら、慎重に方針を協議するための期間を設けたく存じます。
併せまして、参加者の皆様にご案内しておりました「声つむぎ朗読会」における会場費および交通費の補助につきましても、誠に遺憾ながら取りやめとさせていただきます。
本朗読会におきましても、前事務局長が正規の意思決定過程を経ずに進めていたものであり、当財団および当館事務局へ事前共有がなされていなかった企画でございます。
これまで事務局として可能な限りの対応を重ねてまいりましたが、事業継続に伴う事務局の対応負担や、安定的な業務遂行への影響を鑑み、限られた財源と体制の中で文学館の安定した維持・運営を最優先とするべく、今回の判断に至りました。
なお、参加者の皆様にすでに付与されております著作権使用許諾につきましては、2027年7月31日まで引き続き有効でございます。
期間中はぜひご活用いただき、今後とも三浦文学に親しんでいただけますと幸甚に存じます。
皆様にはご迷惑とお手数をおかけいたしますが、組織の再構築と誠実な運営に努めてまいりますので、何卒ご理解とご容赦を賜りますようお願い申し上げます。
公益財団法人三浦綾子記念文化財団 理事長 東郷明子
三浦綾子記念文学館 館長 田中綾

