三浦綾子・光世について

三浦綾子

1922年4月、北海道旭川市生まれ。高等女学校卒業後、17歳から7年間小学校教師を勤めるが、太平洋戦争後、罪悪感と絶望を抱いて退職。その後、肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間療養生活を送る。闘病中にキリスト教に出逢い、1952年に洗礼を受ける。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多く小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

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[三浦綾子のおもな作品]
(西暦は刊行年 ※一部を除く)

1962年
『太陽は再び没せず』(筆名:林田律子)
1965年
『氷点』
1966年
『ひつじが丘』
1967年
『愛すること信ずること』
1968年
『積木の箱』 『塩狩峠』
1969年
『道ありき』 『病めるときも』
1970年
『裁きの家』 『この土の器をも』
1971年
『続氷点』 『光あるうちに』
1972年
『生きること思うこと』『自我の構図』 『帰りこぬ風』 
『あさっての風』
1973年
『残像』 『愛に遠くあれど』 『生命に刻まれし愛のかたみ』
『共に歩めば』『死の彼方までも』
1974年
『石ころのうた』 『太陽はいつも雲の上に』 『旧約聖書入門』
1975年
『細川ガラシャ夫人』
1976年
『天北原野』 『石の森』
1977年
『広き迷路』 『泥流地帯』 『果て遠き丘』 『新約聖書入門』
1978年
『毒麦の季』 『天の梯子』
1979年
『続泥流地帯』 『孤独のとなり』『岩に立つ』
1980年
『千利休とその妻たち』
1981年
『海嶺』 『イエス・キリストの生涯』 『わたしたちのイエスさま』
1982年
『わが青春に出会った本』『青い棘』
1983年
『水なき雲』 『三浦綾子作品集』『泉への招待』 『愛の鬼才』 
『藍色の便箋』
1984年
『北国日記』
1985年
『白き冬日』『ナナカマドの街から』
1986年
『聖書に見る人間の罪』『嵐吹く時も』 『草のうた』 『雪のアルバム』
1987年
『ちいろば先生物語』 『夕あり朝あり』
1988年
『忘れえぬ言葉』 『小さな郵便車』 『銀色のあしあと』
1989年
『それでも明日は来る』 『あのポプラの上が空』
『生かされてある日々』 『あなたへの囁き』 『われ弱ければ』
1990年
『風はいずこより』
1991年
『三浦綾子文学アルバム』 『三浦綾子全集』『祈りの風景』 『心のある家』
1992年
『母』
1993年
『夢幾夜』『明日のあなたへ』
1994年
『キリスト教・祈りのかたち』『銃口』 『この病をも賜ものとして』 『小さな一歩から』 『幼な児のごとく─三浦綾子文学アルバム』
1995年
『希望・明日へ』 『新しき鍵』 『難病日記』
1996年
『命ある限り』
1997年
『愛すること生きること』 『さまざまな愛のかたち』
1998年
『言葉の花束』 『綾子・大雪に抱かれて』 『雨はあした晴れるだろう』 『ひかりと愛といのち』
1999年
『三浦綾子対話集』 『明日をうたう命ある限り』 『永遠に 三浦綾子写真集』
2000年
『遺された言葉』 『いとしい時間』 『夕映えの旅人』
『三浦綾子小説選集』
2001年
『人間の原点』 『永遠のことば』
2002年
『忘れてならぬもの』 『まっかなまっかな木』 
『私にとって書くということ』
2003年
『愛と信仰に生きる』『愛つむいで』
2004年
『「氷点」を旅する』
2007年
『生きること ゆるすこと 三浦綾子 新文学アルバム』
2008年
『したきりすずめのクリスマス』
2009年
『綾子・光世 響き合う言葉』
2012年
『丘の上の邂逅』 『三浦綾子電子全集』
2014年
『ごめんなさいといえる』
2016年
『国を愛する心』 『三浦綾子366のことば』
2018年
『一日の苦労は、その日だけで十分です』 
『信じ合う 支え合う 三浦綾子・光世エッセイ集』

三浦光世

1924年、東京都目黒生まれ。1927年、父が肺結核を患い、一家で北海道滝上に帰郷。1939年、小頓別小学校高等科を卒業後、小頓別丸通運送会社を経て翌年中頓別営林区署毛戸別斫伐事務所、1944年より旭川営林区署勤務。1941年7月、腎臓結核のため札幌北大病院で右腎臓摘出手術を受け、17歳から11年間療養生活を送る。闘病中にキリスト教に出逢い、1949年に洗礼を受ける。1952年結核完治。1955年、「いちじく」を通じて堀田綾子を知り、1959年、綾子と結婚。1966年、綾子が『塩狩峠』連載中、初めて口述筆記を引き受ける。同年12月、営林署を退職し、以後、二人三脚で綾子の作家活動を支える。
アララギの歌人として綾子との共著『共に歩めば』や『夕風に立つ』の歌集を出版し、1971年3月から40年、「信徒の友」の短歌欄選者を担当。その他、自伝『青春の傷痕』『少年少女の聖書物語』や妻綾子のことを書いた『三浦綾子創作秘話』『死ぬという大切な仕事』など著書多数。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館し、2002年より12年間文学館館長就任。2014年10月、逝去。