【行事報告】2021年7月20日(火)13時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』を開催しました。

事務局ブログ

 みなさまお変わりございませんか。
 
 久しぶりに開催された三浦綾子読書会について、講師の森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)から報告が届きましたので、ご紹介いたします。
 今回は『天北原野』(上)「海峡」を読んでまいりました。

7月20日火曜日13:30から、約2時間、三浦綾子記念文学館本館2階でゆっくり読む『天北原野』の読書会が開かれました。
5、6月とコロナ禍でお休みだったため三か月ぶりの開催。今回は上巻の「海峡」の章でした。あき子が孝介にイワンとの関係を告げる箇所ですが、章のタイトルである「海峡」の意味を、二人のドラマと重ねながら語り合いました。隔てるものである航路でつなぐものである海峡。あき子は津軽海峡を渡る船上で、開かれた夜空の星を見上げつつ、今までに経験のない心の痛みで、甲板から海へと飛び込みたくなるのでした。
じっくりと語り合えて良い会でした。8人の参加者でした。

森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)の報告による。

 次回は8月17日(火)13時30分~15時30分に開催予定です。「ロシヤタンポポ」の章を読んでまいります。詳細は8月以降改めてお知らせをいたします。
 ご不明点がございましたらお問い合わせをいただければ幸いです。

 事前申込および参加料は不要ですので、直接会場(本館2階図書室)までお越し下さい。
 別途当館入場料が必要となります。お得なカフェ特典付き電子チケットや有効期限がない回数券(12枚綴り)を是非ご利用ください。


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