今年は三浦綾子生誕100年および小説『泥流地帯』で描かれる1926年(大正15)年の十勝岳大噴火から96年となります。
三浦綾子の小説『泥流地帯』『続泥流地帯』の舞台・上富良野町では、NPO法人環境ボランティア野山人の主催でフットパスが開催されました。
(共催=小説「泥流地帯」映画化を進める会/十勝岳ジオパーク推進協議会/上富良野町郷土館/ふらのフットパス協会、後援=三浦綾子記念文学館)
記事に掲載した写真は、『泥流地帯』映画化プロジェクト事務局(@deiryu_chitai)よりご提供をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
ご興味がおありでしたらお読みいただければ幸いです。
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行事報告
当日は天気に恵まれ、草分防災センター駐車場に集合した参加者1716人(関係者5人含む)は、まず小説『泥流地帯』の石村兄弟や福子たちが通った学校の沢を歩きました。
★写真(沢を歩く)
日新尋常小学校跡
小説『泥流地帯』では、「日進」と表記されますが、実際の校名は日新尋常小学校です。
跡地付近に立てられた木碑に献花をしました。
大正泥流の痕跡「泥流の証明」見学
ふらのフットパスセンター道の舎(草分地区)では、「ブラタモリ」で紹介された泥流の穴で、開拓・厄災・復興の軌跡を視覚で体験しました。
十勝岳爆発記念碑
十勝岳爆発記念碑駐車公園では、記念碑「十勝岳爆発記念碑」見学。
沢まで流下した巨岩を前に、紙芝居で歴史を学びました。
フットパス2.5km
十勝岳爆発記念碑駐車公園から開拓記念館まで約2.5kmの富良野川堤防を歩きました。
開拓記念館と三浦綾子小説「泥流地帯」文学碑も訪れたことで、より深く上富良野町の開拓の歴史や小説の世界観に触れることができました。
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