【行事報告】2022年9月13日(火)13時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』を開催いたしました。

事務局ブログ

みなさまお変わりございませんか。
三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』が9月13日に開催されました。

タイトルのとおり、三浦綾子の長編小説『天北原野』を毎回少しずつ読み進め、今回は下巻「盆提灯」の章についての感想や意見を交わしました。

講師の森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)から報告が届きましたので、ご紹介いたします。

2022年9月13日、文学館本館2階図書コーナーにて、三浦綾子読書会が開かれました。先週訪問した南相馬や東松島などの読書会の報告をさせて頂いたあと、『天北原野』下巻の「盆提灯」の章を読みました。島根県からの方と、札幌市の方、はじめてのお二人も加わって下さり、8人で、いつものように、輪読し、感想を語り合いました。章の題が「盆提灯」なのに、どこにも盆提灯が出てこない!という辺りから始まって、一時的な占領地であるかも知れない樺太に墓を作らない人々の、居場所のなさ、淋しさを抱えている人物たちのことを読みました。弥江が歌う北原白秋作詞の「雨」の意味も考えました。
次回は10月11日、次の章「貯炭ストーブ」を読みます。(文責・森下)

森下辰衛からの報告による。

次回は10月11日(火)13時30分~15時30分に開催予定です。
来月は『天北原野』下巻 「貯炭ストーブ」の章を読み進めてまいります。

詳細は後日改めてお知らせをいたします。

ご不明点がございましたら、三浦綾子記念文学館までお問い合わせをいただければ幸いです。

マスクのご着用・手指のご消毒等、三浦綾子記念文学館の感染予防対策にご理解とご協力をお願いいたします。電子入館券や有効期限がない回数券(12枚綴り・郵送でお送りいたします)を是非ご利用ください。


『天北原野』は文庫本・電子書籍でお求めになれます(文庫版は下記カートからもお求めになれます)。 冒頭部分は、「三浦綾子小説作品 はじめの一歩」こちらから無料でお読みになれます。


『天北原野』上 三浦綾子電子全集(小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/digital/09D015670000d0000000
『天北原野』下 三浦綾子電子全集(小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/digital/09D015680000d0000000

6月~10月は毎日開館しております。
●オンライン対応可能(通信販売寄付金入館券・広報)
【2022年度企画展ご案内】三浦綾子生誕100年記念特別企画展 プリズム─ひかりと愛といのちのかがやき─ 4月1日(金)~2023年3月21日(火・祝)
●11月末~翌年5月末は、毎週月曜日が休館日です。(祝日の場合は翌日振替)

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