【新聞記事紹介】2022年10月9日（日）北海道新聞朝刊別刷（日曜版）日曜naviにて、滝上町に関する記事が掲載されました。※三浦綾子の夫・光世が少年時代を過ごした町

件名について、以下の通りお知らせをいたします。
三浦綾子・光世に関する記述はありませんが、光世が少年時代を過ごした町・滝上町のことが紹介されております。

ご興味がおありでしたらお読みいただければ幸いです。

三浦綾子の自伝『この土の器をも』には、以下の通り記されています。

　この後四年ほどして、三浦の父は胸を患い、北海道に帰った。自分の開拓した北海道の地に帰ればなおると思ったのか、あるいはそこで死にたいと思ったのか。北海道に帰って間もなく父は死んだ。そして三浦は、その北見滝ノ上の山奥で、十四の時まで暮らした。
　父の墓があり、三浦の少年時代の思い出のあるその地を、わたしはひと目見たかった。愛する三浦が、朝夕眺めた山や川を、わたしも見たい。三浦が歩いた道をわたしも歩きたい。この単純だが強い願いを持って、わたしは三浦と共に、その郷里を訪ねたのである。

三浦綾子『この土の器をも』二十

夫・光世は自伝『青春の傷痕』（いのちのことば社）にて、4歳から14歳までを過ごした滝川での暮らしを詳述しています。
（電子書籍『三浦光世電子選集　青春の傷痕』（小学館）でもお読みになれます）

記事と共にお読みいただければ幸いです。