三浦綾子さんの本1200冊、被災地へクリスマスプレゼント

「被災地の皆さんに三浦綾子の本を送ろう」と三浦文学館が呼びかけて活動を始めたのが9月1日から。
この呼びかけへの反響はたいへん大きく、沖縄、福岡、広島、大阪、名古屋、東京、千葉、埼玉など
全国各地から本が文学館へ寄贈されています。また、「募金を送るので三浦作品を買って送ってください」
と募金も70万円を超えて寄せられています。
本を寄贈されたある方は「(三浦綾子さんの)どの作品もすばらしく、本当は一生手元に置いておき、度々
読み返したいと思っていましたが、今は私よりも被災地の方々に作品を読んでいただいたほうが、きっと本も
喜ぶことと思います。」と、手紙を書かれています。
早速「本を送る活動」の実行委員会では、被災地と連絡をとったところ「本当にありがたい。今被災地では
住宅や水、食料のライフラインは確保されているが、自殺者が多くなっているなど心の問題が起きてきており
その支えになる本などは1日も早く被災者に渡したい」という要望が伝えられ、12月にクリスマスプレゼントとして
今回7つのボランティアの拠点へ1200冊の本が送られました。
送る本には、1冊1冊三浦光世館長の心のこもったメッセージが付けられました。
なお、本を送る活動は来年2月末まで本の寄贈と募金を受け付け、5月に被災地に届けられる予定です。
また、5月までの間でも本送付の被災地からの要望があれば可能な限り応えていきたいと思います。


△「本を送る活動」実行委員会の東郷代表ら7人のメンバーが本送付の荷造り作業に汗を流しました。

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