三浦綾子の本、8,500冊梱包に総出

昨年9月から今年2月末まで取り組まれた、被災地に「三浦綾子の本を送る活動」。
全国各地から、本の寄贈と募金が寄せられ、本は1万3千冊、募金は120万円に達しました。
「本当は大切本なので手放したくなかった。しかし今こそ被災地の人のためにこの本が生きるのであれば、役立たせてください」など。送る人のメッセージがほとんどの本につけられており、苦難をテーマに描いた三浦文学に勇気を与えられた読者が、被災地で心の被害に悩んでいる人たちと「心の絆」を持とうという気持ちが強く込められています。
 本を送る活動の「実行委員会」では、5月8日から11日までの4日間被災地で本の配布を行います。
そのために、4月9日にはすでに被災地へ送付した本を除いて現在残っている8千400冊の本の荷造り作業をメンバー総出で行いました。
 仙台に出向く実行委員会8人は、車2台で本を直接現地に運び、被災者住宅、公共施設、イベントを開催して配布などを行うほか、受け取りを希望するひとが自由に本を手にすることができるよう、9日、10日には仙台市内でオープン配布を行います。
<オープン配布を行うのは>
 と き  5月9日(水)、10日(木) 午前11時―午後6時
 ところ  東北学院サテライトステーション 1階
       (住所) 仙台市青葉区一番町2-2-13 仙建ビル1階 ☎022-212-6210
 
 問合わせ  ☎090-9086-6182 松本 (9日、10日当日のみ有効)
 配本内容 【配布本】 三浦綾子の小説、エッセイ、自伝、こどば集などの単行本、文庫本
        【冊数】  1日300冊予定 ※300冊がなくなるとその日の配布は終了
  ※すべて無料で配布します。

                          △寄贈本を配布箇所別に分ける作業

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