4月8日(日) 午後6時から
文学館中央ホールで
メゾソプラノの駒ヶ嶺ゆかりさんと
クラシックギターの宮下祥子さんによるコンサート
2012 北海道に紡ぐ スプリング・ツアー
Song&Guitar
「音文(おとふみ)」
が催されました
・
駒ヶ嶺ゆかりさんのコンサートは二度目
前回も大好評ですっかりファンが定着し
70名のお客様が来館されました
前回はピアノとの競演
今回はクラシックギターとの組み合わせ
どんなコンサートになるのか
期待がふくらみます
シーンと静まり返った会場に
駒ヶ嶺さんの美しいメゾソプラノと宮下さんのギターの音色が
混然一体となってホールいっぱいに響きます
宮下さんのギターは初めて聞かせていただきましたが
難解な曲をこともなげに演奏され
その音色と表現力は素晴らしくたいへん感動的でした
山田耕筰の「この道」から始まり
駒ヶ嶺さんの得意とするシベリウスの歌曲
そしてこの季節にピッタリな
「さくらの主題による変奏曲」を
宮下さんがギター独奏するなど
バラエティーに富んだとても楽しいプログラムでした
また今回のコンサートタイトルである
「音文(おとふみ)」にちなんで
バッハやシューベルトの手紙を紹介しながら
「作曲家からの手紙」という曲を歌われ
知らなかった大作曲家の人間臭い一面に触れることができ
知的好奇心が満たされました
・
コンサートが終わり外に出てみると
キンと張り詰めた冷気漂う
見本林の木々の枝の間に
オレンジ色の満月がぽっかりと浮いていました
素敵な春の夜のコンサート
駒ヶ嶺さん、宮下さん
ありがとうございました