あまりにも忙しくてなかなかUPできなくて申し訳ありません
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さて
旅行も二日目
今日も快晴!
本当に晴れ男・晴れ女のお陰ですね
おいしい朝ご飯を食べて
予定通り出発
バスで住宅街の細い道を移動しながら
須田原海産物店の跡地を車中から臨みました。
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バスを降り
稚内市内に点在する『天北原野』の舞台を徒歩で巡ります
ご案内は昨日に引き続き
稚内学のまとめ役・大橋さんにお世話になりました
禅徳寺
カトリック教会
法雲寺
郵便局
北浜廉売
と大橋さんのお話を聞きながらゆっくり歩きました
真新しい稚内駅で一休み
国の登録文化財に指定されたばかりの
旧瀬戸邸に立ち寄り
稚内市を後にしました
バスは一路
宗谷岬を目指します
海はべた凪で水平線と空の見分けがつきません
宗谷岬で記念写真
これほどいい天気の宗谷岬は珍しいのではないでしょうか
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この宗谷岬で待ち合わせていた人がいました
この後立ち寄る猿払町の「さるふつ道の駅」に店を構える
「夢喰間」の長谷川社長です
大きな発泡スチロールの箱の中には
自慢の「ホタテの炊き込みご飯の素」で作った
おにぎりがぎっしり
皆さん車中でさっそく舌鼓を打ちました
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この効果は絶大で
バスが道の駅に到着すると
炊き込みご飯の素が飛ぶように売れ
「安いわぁ~!」と歓声を上げながら
活ホタテをたくさん東京の家族や親せきに送る方もいました
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猿払村はホタテの水揚げ日本一
通常3年ほどで出荷する他の地域と違って
4年物のホタテを出荷しているのだそうです
だから味も深いし身もぷりぷりです
懇親会にホタテを提供してくれた
小松水産の社長さんも大忙し
出発する時は長谷川さんと二人で見送って下さいました
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しばらく走って浜頓別町に到着
浜頓別ウィングというクッチャロ湖畔にある温泉施設で
浜頓別定食を食べました
道の駅での買い物のため到着が少し遅れ
お料理が冷たかったのは残念でしたが
特別にお願いした
クッチャロ湖名物のシジミのおみそ汁は
滋味にあふれていました
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ここで札幌から出席された清水幸子さんと
静岡から参加された宇野三奈子さんは
利尻・礼文に向かうため稚内へ戻るということでお別れです
中頓別町のお菓子の名店「とらや」さんへ向かいます
御主人は
羊羹で有名な東京の「とらや」で修業された方で
三浦綾子が『天北原野』を週刊朝日に連載する1年前に
「天北原野』を商標登録していたという
銘菓「天北原野」の製造元なのです
お菓子の箱の中には
綾子さん直筆の
とらやさんとの出会いのエピソードが描かれた
紙が入っています
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大型バスが小さなお店の前に横付けされると同時に
皆争うようにしてものすごい量のお菓子を買いました
一台しかないレジは大忙し
やっと店内に入り壁面を見ると
数多くの賞状が飾られています
中でも「天北原野」は
第18回全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞しており
その賞状が燦然と輝いていました
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現在開催中の特別展『天北原野』展に合わせて
この銘菓「天北原野」を文学館で特別販売中ですが
仕入れた途端に売り切れが続いています
さらに売れるとよいと思い
この賞状のコピーを送って下さるようお願いしました
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現在は
「天北原野」(1,000円)のほかに
「砂金ようかん」(900円)も
好評販売中です
「天北原野」はバターの香りがして
レーズンが入っているマドレーヌのようなお菓子
「砂金ようかん」は甘さの押さえられた
とても美味しい羊羹です
あなたもいかがですか
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バスが出発する際には
小袋に入れられた
いろいろな特製のお菓子の詰め合わせが配られ
大感激でした
素敵な想い出をありがとうございました
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次に三浦光世さんが若かりし頃
営林署職員として勤務し居住していた
小頓別に立ち寄り
当時の光世さんの様子を知る
藤倉さんにお話をお聞きしました
現在では考えられないほど
当時の小頓別は
冬の寒さはたいへん厳しく
雪も驚くほど多かったそうです
木材の一大生産地であったなごりを感じさせる
モダンな宿も残っていて
この宿には今でも泊まれるのだとか
「小頓別の寒さを体験するツアーも面白いね」
と話が弾みます
藤倉さんは90歳とは思えぬカクシャとした方で
閉校になった小学館までご自分の車で
道案内してくれました
思いがけないサービスに皆感激の面持ち
見送って下さった石川さんの笑顔が忘れられません
次に
音威子府の駅で名物の真っ黒いそばを食べ
伊丹から参加された児玉孝子さんとは
稚内に戻られるということで
ここでお別れしました
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名寄の道の駅で
名物白鳥餅というもち米で作ったお餅を
たくさん買って
この旅は無事フィナーレを迎えました
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皆さん
本当にお疲れになった事と思います
最後に一人一人と握手して
「また来年お会いしましょう」と言いながら
少しウルっとした担当者でした(^^
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事故もなく
いい人達にたくさん会い
なによりも天気に恵まれた旅は楽しいものでした
ご協力ありがとうございました
心から感謝です
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最後になりましたが
稚内以降
私のカメラが使えなくなり
写真を撮って下さった
石井さんにも
お礼申し上げます
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旅の写真を共有サイトにUPしております
ご覧になりたい方は文学館宛てにメールを下さい
共有サイトから招待メールをお送りします
office@www.hyouten.com
担当:齋藤幹太