【2015年6月29日(月)まで】三浦綾子の自伝小説『道ありき』展

道ありき展_02

企画展 三浦綾子の自伝小説『道ありき』展

■開催にあたって
三浦綾子は、自らの人生をまとめた自伝を4部(冊)に分けて著しています。
その中で第二次世界大戦後、教師を退職し結婚するまでを描いているのがこの『道ありき』です。
戦争は彼女に何をもたらしたのか。終戦直後に経験した、13年間にわたる闘病の苦難とはどのようなものだったのか。
そしてその中で彼女の人生を変える出会いと別れとは……?
この時代の体験こそが、作家三浦綾子が描き続けた「人はいかに生きるか」という主題の背景になっているといえるでしょう。

描かれているのはまさに三浦綾子の青春時代。
戦争が、苦難が、人との出会いと別れが、三浦綾子の”なに”を変えたのか。
挫折や苦難、出会い、愛、希望などをテーマとして浮き彫りにしながら生きることの本質を問うているこの展示を、今の時代だからこそ多くの方にご覧頂きたいと願っています。

期間…2015年4月1日(水)~2015年6月29日(月)
場所…当文学館 2階 第4展示室(企画展・特別展展示室)
料金 …通常の入館料のみ(大人500円 大学・高校300円 中学・小学100円)
※土曜日は、小中高生無料です。

(文責:長友あゆみ)

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