「想い出ノート」より 第149号(2011年9月1日)

8月2日

昨日40年前に住んでいた街、紋別を訪れ、その帰りにここ三浦綾子記念文学館へ来ました。これで3度目です。今回は出来たばかりの氷点橋を徒歩で渡りここへ来ました。

高校生の頃に、賞をとったばかりの氷点がTVドラマ化されて、新珠三千代さんが母親役、内藤陽子さんが娘役でした。当時は衝撃的な内容でハラハラしながら先を楽しみにしていた記憶があります。『ひつじが丘』『塩狩峠』など、またエッセイも読みましたがこれからはまだ読んでいない『母』も読みたいです。

今日は夕方のバスにて札幌へ帰ります。ともすれば希望を失いがちないま、三浦御夫妻の様に神さまが信頼をおき、信じ愛することの大切さをもう一度目をむけて生きたいです。

8月4日

3度4度旭川付近を旅していますが、いつもタイミング悪くこの文学館に巡り着けませんでした。息子との二人旅で旭山動物園での時間を短くして、こちらを訪れることが出来ました。息子は車の中で力尽きて寝てますが。

氷点の舞台である見本林の中に建つ、本館の心にしみ入る何かを感じることが出来ました。

神奈川県横浜市

8月4日

何年振りかに来ました。6月1日から故あって苦しい毎日を送っております。ここに来て三浦さんの心に触れて自分の糧にしようと思ってきました。実際は心は澄みましたがしこりは残っています。三浦さんの生き方を再度考えてみたいと思っています。特に人を愛することについて。 

岸和田市

8月7日

初めて読んだ作品は『塩狩峠』その後『細川ガラシャ夫人』『母』『氷点』など様々な作品を読みました。とりわけ『銃口』に一番影響を受けたと思います。教師になり、しかし志半ばで、今年教員の仕事を辞めようと思っています。

予想以上の過剰な仕事量、理想と現実のギャップに苦しみ抜いた日々だったと思います。精一杯頑張ったつもりだけれど、ここに来て三浦綾子さんの生き方を改めて知って自分はまだ本気で人生を生きていない事に気づかされました。もう少し早くここを訪れていたら今とは違った決断を下すことができたのかな?

札幌市

8月13日

福島キッズで西神楽のグランドワークでお世話になっている子供たちです。毎日旭川の周辺で勉強しました。

三浦綾子さんの生きる力、神への祈り、福島で放射能や地震、つなみで苦しむ人々が1つでも生きる力をもてるよう祈って下さい。

8月13日

10年ぶりに主人と2人でまたこころ訪れることができました。若かりし学生時代(かれこれ25年ぐらい前)三浦綾子の本を読み漁りクリスチャンでもない私は愛とか罪についていろいろ考えました。主人も若い頃、三浦氏の本は殆ど読んだそうです。結婚して17年子宝には恵まれませんでしたが、仲良くやっています。でも今年はいろいろあって主人とも今回の旅行出発間際まで口論したりして、ここへ来れるかも疑問でした。何とか表面上は仲の良さを保って、ここへ来ることができました。主人のことで悩んだこの3ヶ月で私は激やせしました。三浦夫妻のあり方が今の自分の目標です。私たち2人が今後も仲良く過ごせますように。

愛知県

8月21日

私が『氷点』に出合ったのは小学校6年生のときでした。テレビで放映されてから、本は何度も繰り返し読み、震えるような感動を覚えました。

今日は見本林のスケッチに来ましたが、突然雨にみまわれ記念館の中に入り、ゆっくり三浦綾子さんの足どりを見せていただきました。綾子さんのお顔をスケッチさせていただきました。

8月21日

札幌から来ました。先日は塩狩駅そばの記念館にも行ってきました。そこは初めてでしたがとても良かった。ここにはもう何度も来ています。大好きな場所です。

私は『道ありき』が一番好きです。あとは綾子さんのエッセイが好きでいつももう何度も読んでいます。読んでいるとホッとして励まされます。

今日はカレンダーを買って帰ります。また来ます。

8月22日

16歳のときに塩狩峠に出会い、衝撃を受けました。三浦綾子さんの書物は私の生きる

原点となりました。その後29年後に神様に出会うことになり洗礼を受け12年がたちました。いつか、ここに来たいとずーと思っていました。やっと来ることができました。

原点にたちかえり、またこれからの人生を歩んでいきたいと思っています。札幌に住む次男のおかげでくる機会が与えられたことを感謝します。

大阪府

8月25日

小さいころに1度来ましたが、正直よく覚えていなかったのですが大学で日本文学を専攻していること、母が三浦さんのファンであることをきっかけに何冊か読みましたがとても深い作品ばかり。今日もとても素敵なことばに触れ、2度目ですが来てよかったです。また、旭川に来たときは、訪れたいです。               

東京

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