昨日の天気予報は
3時から雨
ちょうど朗読会の始まる時間です
空を見ると雲が出て陽射しを遮っています
見本林の木陰は
いつも爽やかな風が吹き抜けていて
気持ちがいいのですが
今日は特に涼しく感じます
用意した50席では足らず
さらに20席近く席を増やす盛況ぶり
粥川一成さんによる
尺八の演奏から朗読会は始りました
中村啓子さんの珠が転がるような美声と
落ち着いてゆっくり間を取った朗読は実に聞きやすく
「音の匠」と言われる技を感じます
森下辰衛先生の解説と
阿吽の呼吸で進められる『続氷点』の物語に
聴衆はグイグイ引き込まれます
本当に短く感じた1時間
皆さん満足されて帰路に付きました
雨に降られることもなく
ラッキーな野外朗読会でもありました