「想い出ノート」 第165号 (2013年1月1日)

2012年12月7日
窓の外は雪降りしきる見本林。三浦さんの小説の世界です。

京都の雪はすぐとけるので落ち着きませんが、ここの雪は体も心も閉じ込めてくれるようで穏やかになります。

中 学の時の国語の先生が『氷点』の話をして下さいました。また土曜日、宿直室にあったテレビでドラマを見せてもらいました。それから45年、ずっと憧れた土 地でした。3年前退職し、昨年今年と続けて義父母を送り、縛るもののなくなった自分を1年限りの期限つきで旭川に住まわせることができるようになりまし た。(2013、5~)

ここに通うことができるようになると思うと喜びがあふれてきます。

京都
2012年12月23日
東京から札幌に単身赴任し、運良くここを訪ねることができました。

2012年12月24日
今年はとても良い年でした。

この文学館へ通い、三浦綾子さんを知ることができ、この文学館で購入した「氷点CD」で中村啓子さんのすばらしい朗読と出会うことができました。

そして星野富弘さんも知りました。

私の今までの生活では味わえなかった新しい魅力的な世界がそこにありました。

大げさに言うと、心の中を旅しているような感じでした。三浦綾子には感謝して生きることを教えられました。中村啓子さんからは朗読の心を教えてもらいました。星野富弘さんには男の優しさを学びました。すべての人に感謝です。

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