【復刊しました】新装版『積木の箱』(上・下)文庫本 [ 新潮社 ]

新装版『積木の箱』(上)

新装版『積木の箱』(上)

   
新装版『積木の箱』(下)

新装版『積木の箱』(下)

皆さま、大変お待たせいたしました。
『積木の箱』の復刊です。
『氷点』50年を記念しての新装版となっています。

“紙の本で読みたかった〜”という皆さま、ぜひお手にとってお読みくださいませ。

文学館WEBショップでもお求めになれます。こちらからどうぞ。

以下は、新潮文庫による紹介文です。

(文責:難波真実)

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妻妾同居、異母弟。料亭の忌まわしい一夜。愛は、どこまで救えるのか――。新潮文庫累計1200万部! ますます輝き続ける、永遠の文学。【『氷点』50年記念新装版】

広壮な佐々林邸で、父の部屋の鍵穴を覗き、姉と信じていた奈美恵と父の秘事を知ってしまった一郎。だが、彼は、奈美恵の誘惑に抗しきれない自分も赦せない。唯一、雑貨店の久代と幼子・和夫と過ごす時間が、慰めになっていた。しかし、母子もまた、父の犠牲者だと知った時、一郎の人間不信は遂に爆発する……。人間を見据える、冷徹な眼差し。罪と罰、愛と赦しを描く、永遠の文学。

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