11月18日(水)~12月19日(土)まで、YouTube小坂町仮店舗にて、「福田豊四郎 展示解説」がこちらからご視聴できます(新しいウィンドウが開き、外部サイトにつながります)。
小坂町立総合博物館郷土館で開催中の「没後50年 福田豊四郎 革新の日本画家」を動画で解説したものです。この機会に、ぜひご視聴ください。
動画では、福田豊四郎の生涯、および作品についてわかりやすい解説がなされており、綾子の『氷点』挿絵についても紹介されています。
「氷点」入選の年(1969年)10月、福田豊四郎は初対面の綾子に「わたしはあんたが気に入った。だから挿絵は描かせてもらう。だがね、節を曲げたら直ちに挿絵をやめますよ」と宣言し、何度も以下のように言いました。この日の福田豊四郎との会話は綾子にとって生涯忘れられないものとなりました。
「あんた、牙を持っているか」
三浦綾子『忘れえぬ言葉 私の赤い手帖から』「節を曲げたら直ちに挿絵をやめますよ。」(小学館文庫)より
「牙?」
私はぎょっとした。
「人間、牙を持っていなければならない」
先生はその夜、幾度もそうおっしゃった。
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