光世館長の直筆「氷点通り」の看板できる

旭川駅の東口の氷点橋から三浦文学館まで伸びる約1.4kmの「氷点通り」に市民の手づくりの看板が14枚設置され、10月22日に除幕式が行われました。
 この看板の製作には、一昨年冬雪の重みで倒れた直径1メートルを超す見本林の樹木(ヨーロッパアカマツ)が使われ、「氷点通り」の文字は三浦光世館長の直筆のものを市内の旭川工業高校の生徒7人の手で看板として掘られました。
 氷点通りの整備は、一昨年通りの「愛称」がつけられてから、生駒組企業メセナ委員会、氷点通りのある神楽地区の2つの市民委員会、三浦綾子記念文学館などが話合い、今年度の計画として「通りの看板の設置」が決められ、このたび完成したものです。
 除幕式には光世館長も参加、生徒たちとともに勢いよく幕が解かれると「ほっかいどう100の道、氷点通り」と書かれた木目の優しい看板が姿を見せました。
 
氷点通りは旭川駅から三浦文学館へ続く1直線の道路。車で3分、歩いても20分程度で、通りを利用する市民や観光客は大幅にふえ、“氷点の街旭川」のシンボルロードになっています。 来年は通りの花壇の整備なども予定され、市民手づくりの「道づくり」はこれからも続けられそうです。


△「氷点通り」に設置された16枚の表示板の除幕をする光世館長、市民委員会代表、旭川工業高校の生徒ら


△見本林の風倒木を利用し、光世館長の直筆の文字で書かれた看板。「いいね!」と、製作した生徒たちの声が。


△「旭川の新名所にしていきましょう」とあいさつする市民委員会委員長。市民みんなでつくる「氷点通り」はこれからが楽しみ。(左は光世館長と生徒代表)

 

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