三浦綾子記念文学館は、2020年6月13日で、開館22周年を迎えました。
今年は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)感染拡大防止に伴い、長期にわたる休館を余儀なくされましたが、臨時休館期間中、あたたかなお言葉とご支援を賜り、心からお礼を申し上げます。
三浦綾子が命を削りながら紡ぎだしてきた珠玉の言葉は、心を癒やし、生きる道を確かにさせる力があります。
三浦綾子記念文学館は、三浦綾子の文学の仕事をたたえ、ひろく国の内外に知らせることをねがい、多くの人々の心と力をあわせて、22年前の1998年6月13日、全国の三浦綾子ファンの募金によって建てられた民立民営の文学館です。
その運営は、公益財団法人三浦綾子記念文化財団の少数の職員を除き、多くのボランティアによって支えられています。文学館を維持するための費用は、入館料と三浦綾子を敬愛し、その文学世界に親しむ多くの人々のご支援によって維持されています。
とりわけ、賛助会員の皆さまのお力添えは館の財政的な基盤を支える大きな力となっております。開館以来、文学館の運営は順調に推移していますが、今年のように、不測の事態で入館者数が激減することもございます。
再来年2022年は、三浦綾子生誕100年を迎える大きな節目の年となりますが、将来の展望を確かなものにするためには、「賛助会員友の会」の拡大充実が不可欠です。自立し特色ある文学館をめざしす三浦綾子記念文学館に賛同いただき、文化をつくりだす担い手として賛助会員友の会に加わってくださいますようお願い申し上げます。
いま、賛助会員友の会員は全国に約3,000名。三浦文学にほとばしる「ひかりと愛といのち」のテーマをこれからも語り、広め、伝えていくために、あなたのお力をぜひとも必要としています。
本年度より、オンラインでの申し込みがこちらから可能となりました。
残念ながら、東京・旭川・上富良野の三支部で開催予定だった賛助会員友の会の活動は、本年度は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大感染防止のため、いくつもの行事の開催を中止・延期せざるをえませんでした。
しかし、状況が落ち着き次第、各支部にて、三浦文学を愛する賛助会員同士が交流を深めるための活動を予定しております。開催が決まりましたら改めてお知らせをいたしますので、是非この機会にご入会をご検討いただければ幸いです。下記記事も合わせてごらんいただければ幸いです。
すでに会員となられている方で、お友達や知り合いの方にもご案内を差し上げたい方がいらっしゃいましたら、賛助会員用のパンフレット資料をさしあげます。郵送も可能です。お気軽に当館までお問い合わせをいただければ幸いです。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。