【行事報告】2022年8月7日(日)14時より、「対談“氷点のケハイ”~三浦綾子文学と長澤裕子~」が旭川彫刻美術館ステーションギャラリーにて開催されました。

事務局ブログ

8月7日(日)14時より、『道ありき』文学碑を制作した彫刻家・長澤裕子さんと森下辰衛(三浦綾子記念文学館特別研究員)との対談が旭川彫刻美術館ステーションギャラリー(JR旭川駅東口/氷点橋方面)にて開催されまました。

森下から報告が届きましたので以下に紹介いたします。
なお、記事画像2点はいずれも長澤裕子さんからご提供をいただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

8月7日(日)14時より、中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーで、対談“氷点のケハイ~三浦綾子文学と長澤裕子”が開催されました。

旭川市市制施行100年旭川彫刻フェスタ20周年記念展で同ギャラリーに三浦綾子『道ありき』文学碑などを制作された長澤裕子さんの作品「ケハイ」が展示されており、同作が『氷点』の舞台見本林をモチーフにし、また見本林の写真の大きなタペストリーを正面の壁面に掛けた木彫作品(彫刻作品の本体は大きな木製の円板状のものが六つ床面に配されています)であることから、三浦綾子記念文学館特別研究員の森下辰衛と長澤裕子さんとの対談を企画しました。

約一時間で、『氷点』冒頭と「線香花火」の章の啓造と徹が見本林を歩くシーンを綾の会の工藤和恵さんが朗読し、対談の前後には現在江別太キリスト村の小梨家にお住まいの小暮大剛さんがバイオリンの演奏をしました。聴衆、出演者、スタッフで約計30人でした。長澤裕子さんのルーツから出ている森や自然への思い、風や水の流れへの感覚、天を見上げようとする心など、『氷点』や三浦綾子文学と引き比べながら語り合う時間で、普段は機会がない異種芸術のコラボレーションの楽しさも味わえるひと時でした。対談後には質疑応答も楽しく交わされ、深められました。(文責・森下)

※森下辰衛による報告

8月28日(日)まで開催される「旭川彫刻フェスタ20周年記念展」では、引き続き『道ありき』文学碑を制作した彫刻家・長澤裕子さんの作品がご覧になれます。

ご興味がおありでしたら、ご覧いただければ幸いです。
お問い合わせは、中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館までお願いいたします。

長澤裕子氏については、下記のリンク先からプロフィールや作品がご覧になれます。
yukosculpture_jp (sakura.ne.jp)

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