「いいこと、ありますように」『泥流地帯』

リーディングシアター「いいこと、ありますように」『泥流地帯』
朗読劇「いいこと、ありますように」
三浦綾子の小説『泥流地帯』『続泥流地帯』を知るための朗読劇。
教師生活を始めて数年のユカリは、地元の高校に赴任したのをきっかけに、自分なりの総合学習に取り組もうとしていた。地域の歴史をどう知るか、そこに住む人の姿にどう接するかを考えていたとき、友人の紹介で小説『泥流地帯』と『続泥流地帯』を知る。この町が舞台となった物語であることを知ったユカリは、生徒たちとこの本を読んでみようと思い立つ。早速、ソウタ、リョウイチ、カナ、ハジメの4人を集め、読んでもらうことにした。彼らのディスカッションは、ユカリの想像を超えて楽しく豊かなものとなり、ふるさとを捉え直す機会となっていく。

『泥流地帯』
北海道上富良野かみふらの町を舞台に描いた現代小説。明治30年の入植から30年後。開拓農家の石村一家は、市三郎・キワ夫妻と息子家族で懸命に農を営んでいた。孫の拓一・耕作兄弟の成長譚を軸に、十勝岳とかちだけの麓、大自然の中で繰り広げられる青春群像劇。

『続泥流地帯』
『泥流地帯』の続編。かろうじて生き残った拓一・耕作兄弟は、大変な痛手の中にあった。祖父たちが開拓してきた土地と農を生き返らせようとする拓一に対して、煮え切らない耕作。そんな中、復興のため奮闘する村長を妨害する勢力も現れ……。

脚本:難波真実
編集・演出:西門環
ユカリ:小鳥遊ことり
ソウタ:入田阿奈
リョウイチ:中嶋有志
カナ:七瀬真結
ハジメ:須田一輝
使用音源提供元:SOUND IMAGE、SENTIVE、DOVA-SYNDROME

(1)『泥流地帯』を読んでみる

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