文の構造が簡単で、日本語学習者にもわかりやすい〈やさしい日本語〉。そんな〈やさしい日本語〉を使って、北海道ゆかりの作家や小説などを紹介する活動に取り組んでいるのが、北海学園大学人文学部の丸島歩先生のゼミです。
ゼミ機関誌『紐帯』の第1号(2021年3月発行)では、市立小樽美術館、市立小樽文学館とも情報交換のうえ、小樽ゆかりの文学者・石川啄木、小林多喜二、伊藤整、岡田三郎、早川三代治を、ゼミ生さんたちが〈やさしい日本語〉で解説していました。
2022年に刊行された第2号では、より時代や地域を広げ、夏目漱石や茨木のり子、西條奈加、そして、三浦綾子と『泥流地帯』も〈やさしい日本語〉で解説されています。
すべてふりがながふられ、日本語を学ぶ人々に具体的に役立つ活動。今後もいっそうの広がりを見せてくださることでしょう。
丸島ゼミの活動は、以下のサイトなどで報告されており、今後も折々アクセスしていきたいと思っています。
Webサイト: https://sites.google.com/hgu.jp/yasajp/
note(Blog): https://note.com/hguyasajp
Twitter(活動報告): https://twitter.com/HGUyasajp
最後に、例として、以下、HGU丸島ゼミのnote2022年1月19日付 https://note.com/hguyasajp/n/na0535d0f1ae7 より、転載させていただきます。
三浦綾子について
日本の 作家です。
1922年4月25日に 北海道の 旭川で 生まれました。
たくさんの 有名な 作品を 書きました。
旭川に 「三浦綾子記念文学館」が あります。
そこに ある 作品を 紹介します。
かいたひと:みなみ、きょうか、しおみ
田中 綾