想い出ノート 第113号(2008年10月号)より

2008.9.3

大学の卒業論文で、三浦綾子さんの「銃口」について書かせていただこうと
思っています。大学4回生の夏休み、やっとこの地へ来ることができました。
今は、感動で胸がいっぱいです。
また、この場所へいつか来たいと思います。


2008.9.3

怒りで悲しみで眠れない夜、いつも
「愛の名言集」をよんで、心をしずめています。
いつのまにか枕元に置く一冊となりました。
感謝しております。


2008.9.12

千葉県より来ました。飛行機の時間(夕方)
までの時間をどう過ごそうかと考え、ふと高校生の時
話だいになった三浦綾子さんの事思い出しました。当事の
「氷点」というタイトルがひどく新鮮な不思議なひびき
を持って私に残りました。三浦綾子さんという
熱烈なクリスチャンで作家という事位しか知らずに
いました。が今日こちらに来て三浦さんの厳しい
までの信仰とその結果である小説の量に圧倒
されました。そして信仰とはかくも人を強くするもの
かとも!!思いました。私なりに三浦さんの姿に
ふれる事が出来てよかったと思っております。今回の
北海道旅行の良い思いでとなりました。


2008.9.12

北海道旅行3泊4日の最後の日に伺いました。
三浦綾子先生の人間性と支えられてきたご主人の無償の愛の
深さに頭が下がる思いが致しました。
人は欲が深く、それだけに罪も深く重い物になってしまう
のでしょうか。ご主人は一度も私から離れて息抜きをしたこと
もないし、又そんなことをしようと思ったこともないということを
拝見して思わず感動して涙が出てきました。
私もそうありたいと思います。


2008.9.14

中学生の頃、母に手渡された一冊の本「塩狩峠」を
読んで以来、無我夢中でほとんどの作品を読みました。
生きる上での価値観を教えていただいたように思います。
多くの作品に出会えて本当に幸せです。
こちらへ訪れることは、かねてからの念願だったので
望みがかなって嬉しく思います。
主人と子どもたち2人に心より感謝しています。
ありがとうございました。

東京都 調布市

2008.9.20

午前中、塩狩峠に行って来ました。初めて三浦綾子さんの作品を読んだの
は高一の時の『母』でした。そして遅いながらも大学生になって『塩狩峠』を
読みました。私はこの本に本当に本当に救われました。下の展示にもありましたが
「どのように生きるべきか?」ということに悩み、精神も肉体もぼろぼろになっていました。
何が正しいのか、正しくないのか全く分からなくなり自分さえも信じられなくなっていた
私に永野さんの生き方、そして長野さんが実在したという事実に、こういった
生き方があるのだと感動しました。神の教えや自分の良心に従って
生きることへの勇気を貰いました。無信仰ともいえる家に育ったのですが、それ以後
少しずつ信仰の道を歩(宗教的には)ませて頂いています。今朝の塩狩
もでしたが、なぜかふと涙があふれてきます。改めて自分にとって塩狩峠や
三浦綾子さんという存在が根源的なものであることに気付かされた思い
です。”神は愛なり”。一生涯、この言葉を胸に刻み精一杯の愛
を持った生き方をしようと思います。本当に本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。ありがとうございました。


2008.9.20

高校生の時、綾子さんの「氷点」と出合って以来の
ファンです。
今回50代最後の一人旅に旭川を選んだのも
綾子さんにお会いしたかったから・・・
ほとんどのご本は読破していると自負しておりましたが
随筆など私の知らぬものもありました。
これから又探して読ませて頂くつもりです。
そして「氷点」や「塩狩峠」など改めて読み直し
感動を新たにしていきたくなりました。

東京より来ました。ここへ来てよかった。
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