想い出ノート 第82号(2006年3月号)より

2006.2.7

いくつかの本を読んで「赦す」ということは、何て大変なこと
なんだろうと、深く考えたことがあります。とてもむずかしいこと
だと思っています。
昨年に続き、今年の一月も大事な人を亡くしました。
大切な人を亡くすと、その人から与えてもらった
いろいろなことをたくさん思い出します。

「生きる」こと、「ゆるす」こと、もっと考えてみたいと
改めて感じました。
江別

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2006.2.9

粉雪の舞う旭川。一度訪れたいと思いつついた当館に
来ることができ、感動です。「氷点」以来何冊かは
読んで来ましたが、このように沢山の著作をしておられた
こと、その一冊一冊の中に、三浦綾子さんの深い思い
が込められていることをあらためて知り、感動を覚えました。
これからまた色々読み直してみたいと思います。

林の中に建つ記念館、こうして座っていると綾子さんの
声が聞こえてくるような気がしております。幸せな気持ちに
していただき、有難うございました。心より
感謝申し上げます。
東京

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2006.2.15

学生最後の旅の途中です。高校生の時に氷点を読み、本を読み終えると
いうことを初めてしました。今でもその時の感覚は鮮明に残っています。
今日はその時を懐古しつつ、また他の作品も読みたくなりました。
来て、とてもよかったです。ありがとうございました。
茨城県 平野

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2006.2.22

「塩狩峠」での鮮烈な〈出会い〉から、永年心の師として
敬う三浦綾子さんの記念館をようやく訪れることができた。
数々の直筆原稿、幾度となく推敲が入った筆跡を
目の当たりにするにつけ、本のそのページがよみがえってくる
ようだ。こうして一語一語をつむぎ出していかれたのだ
なぁと、温かいご本人の筆跡とご夫君の筆跡に
釘付けになった。
この窓から見晴らせる見本林の美しい雪景色に
陽子の姿が重なって、思いも一入だ。
三浦綾子さんの人生と作品に深く啓発された
読者の一人として、ここに伺えたことを感謝します。
三浦さんの魂よ永遠なれ!安らかにお眠り下さい。
埼玉

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2006.2.25

旭川生まれで23年生きてて、ようやく二度目の来館です。
あまり長居はできませんでしたが、今回も面白かったです。
『氷点』の一節一節が胸にきます。
もうちょい読まなきゃなぁ。


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2006.2.26

私が「氷点」に出会ってから10年。やっとここに来ることが出来て
今とても幸せです。心が疲れきったこの時にこの場所を訪れる
事が出来、何か偶然ではないものを感じています。東京に戻ったら
もう一度「氷点」を読み返そうと思います。

YM

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2006.2.26

旭川に旅行に来ることが決まってから、初めて三浦綾子さんの作品を読みました。
私はクリスチャンではないのですが、キリスト教系学校に通っていたので聖書の内容が
作品を通して強く心の中に入ってきました。三浦さんの考え方、生き方にとても感銘を
受け、自分も見習うことが少しでもできればと、これからの人生を見つめ直しました。

東京

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