昨日4月21日（水）14時より件名の文学講座「三浦綾子文学の世界を探る」（旭川道新文化センター旭川駅前教室）が開講されました。
下に引用したのは、初回「『母』～いのちのふるさとへの旅」を担当した森下からの報告です。
今日は14:00-15:30、道新文化センター講座「三浦綾子文学の世界を探る」の一回目で『母』の前半のお話をしました。執筆の動機と経緯、口述筆記と一人称口述体の意味と効果など解説してから、物語に入り、秋田で生まれて小林家に嫁ぎ小樽に移る「ふるさと」から小樽築港駅そばでお店をしながら子どもたちを育てた「小樽の空」までの小林セキの物語を辿りながら、読み解きました。受講生は8人で旭川市外の深川、滝川からの方が一人ずつ、新しい方も一人おられて、感謝でした。一回目でしたので最初に自己紹介として三浦綾子との出会いや関わりを語っていただきました。生前のご夫妻を知る方々もおられて興味深いリアルなエピソードがあり、それぞれの出会いの尊さのようなものを感じました。
なごやかで熱心な方々で、私は今日だけですが、これから半年、良い講座になることと確信しました。
1回目の様子：森下辰衛（三浦綾子記念文学館特別研究員）による
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