【11月1日から3月27日】企画展 三浦文学と北海道(2) 「道南と函館の情景点描」

三浦文学と北海道(2) 道南と函館の情景点描

三浦文学と北海道(2) 道南と函館の情景点描

三浦文学と北海道(2) 道南と函館の情景点描

三浦文学と北海道(2) 道南と函館の情景点描

三浦文学と北海道(2) 道南と函館の情景点描 (パネルの一例)

三浦文学と北海道(2) 道南と函館の情景点描 (パネルの一例)

企画展 三浦文学と北海道(2) 「道南と函館の情景点描」
会期:2015年11月1日(日)から2016年3月27日(日)まで
会場:三浦綾子記念文学館2階 企画展示室
展示内容:8つの大型パネルによる解説と、創作ノート、書簡などの、執筆当時の貴重な資料約30点

 〈開催にあたって〉

 三浦綾子は、「私の文学の根っこは北海道」と言い、北海道を舞台に描き続けた作家でした。シリーズ企画展「三浦文学と北海道」は、彼女が愛した北海道を7つの地域に分けて、それぞれの地域を舞台にした作品を紹介し、資料や証言などによって、その背景や意味、作家の思いを照らし出しています。

 第2回の本展「道南と函館の情景点描」では、小説『氷点』『ひつじが丘』『夕あり朝あり』『積木の箱』など代表作の舞台として、道南の各地が選ばれた意味、地域への思いなどを紹介します。
 デビュー作『氷点』では、台風による洞爺丸遭難事故で犠牲の死を遂げた宣教師を作品に取り入れたことで「人はいかに生きるべきか」という三浦文学のテーマが明示され、第二作『ひつじが丘』では石川啄木への共感から蓬莱町を舞台に選び、ヒロイン奈緒実が「愛とは何か」を模索する姿が描かれました。こうしたことから、道南は三浦文学の重要な出発場所でもあったと言えるでしょう。
 本展を通して、函館市、森町、七飯町、北斗市、江差町、奥尻町、登別市、洞爺湖町の8つの地域と三浦作品の深いつながりを知っていただければ、幸いです。

 なお、本展の開催にあたり、貴重な資料の提供や証言など多大なご協力を賜りました各市町村、各関係機関、関係者の皆さまに深く感謝の意を表します。

                             主催者

【 主催 】
三浦綾子記念文学館

【 後援 】
北海道 北海道教育委員会 
旭川市 旭川市教育委員会
登別市教育委員会 洞爺湖町教育委員会
森町教育委員会 七飯町教育委員会 北斗市教育委員会
函館市教育委員会 
江差町教育委員会 奥尻町教育委員会
公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団(函館市文学館)
登別第一滝本館 白洋舎 チーフーキリスト教学園
三浦綾子読書会
北海道新聞旭川支社 朝日新聞旭川支局 
共同通信社旭川支局
読売新聞旭川支局 毎日新聞旭川支局 
ライナーネットワーク あさひかわ新聞 
NHK旭川放送局 
HBC旭川放送局 HTB旭川支社 UHB旭川支社 
TVH旭川支局 旭川ケーブルテレビポテト

●解説のご案内
ご予約くだされば、展示の解説をさせていただきます。
お気軽にお申し付けください。
【 団体でご来館のお客様 】
  当文学館の学芸員が解説をいたします。
【 個人やグループでご来館のお客様 】
  研修を積んだ「三浦文学案内人」が案内をいたします。

●講師派遣のご案内
三浦文学をテーマにした講演や研修などを承ります。
お気軽にご相談ください。

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