開館時間は午前9時〜午後5時です (午後4時30分までにご入館ください)

休館日は毎週月曜日です
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三浦綾子記念文学館

事務局ブログ

【行事案内】2024年10月19日(土)14時開演、第2回合唱の日コンサートを三浦綾子記念文学館本館1階ホールにて開催いたします。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。件名について、以下の通りお知らせをいたします。お誘いあわせの上ご来場いただければ幸いです。開催のご案内第3回合唱の日コンサート日時:2025年10月18日(土)14時開演会場:三浦綾子記念文学館 本館1階...
「綾歌」館長ブログ

【館長ブログ「綾歌」】戦後80年・伝戦文学の可能性──三代目桂花團治(はなだんじ)さん「伝戦落語」をヒントに

ここ数年、落語や講談を聴くことが趣味になっています。北海道は常設寄席がないので、噺家さんを間近で見る機会は少ないのですが、それでも、近年ありがたいことに、落語会や講談・浪曲の会の開催が増えてきました。上方落語の情報も、以前よりは増えてきてい...
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【館長ブログ「綾歌」】堀井美香さん旭川朗読会『母』 〈演読〉の魅力

8月22日、初めての「堀井美香旭川朗読会」@旭川市公会堂を堪能しました。三浦綾子晩年の作『母』を、元TBSアナウンサーの堀井美香さんが表情ゆたかに朗読。昨年(2024年)開催された上富良野町での『泥流地帯』朗読会は、息を呑むほどのたいへん感...
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【館長ブログ「綾歌」】『泥流地帯』映画化 キャスティング予想2025

ますます期待が高まる、『泥流地帯』の映画化。ここ数年の恒例ですが、今年も学生たち(大学3、4年生110人のうち、4割くらいが回答)にキャスティングを予想してもらいました。回答率が高くないのは、youtube世代でもあり(1日数時間見ていると...
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【士別市からのお知らせ】2025年8月2日(土)特別講演会が開催されます。

この度、士別市生涯学習情報センターにて、三浦綾子文学に関連する講演会が実施されます。講師は、当文学館の難波真実事務局長です。お近くの方は、ぜひお越しください。参加費は無料です。お申し込みやお問い合わせは、士別市総務課行政係 0165-26-...
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【館長ブログ「綾歌」】田辺聖子『おかあさん疲れたよ』と三浦綾子『銃口』 その3

三浦綾子と田辺聖子。〈戦中派〉の2人が、平成のはじめに相次いで〈昭和〉を総括するような長編を発表していたことは、単なる偶然以上のものがあるでしょう。また、それぞれの作品に、自身の忘れがたい体験が盛り込まれている点も着目したいところです。三浦...
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【朝日カルチャーセンターからのお知らせ】2025年7月7日(月)・8月5日(火)オンライン講座が開催されます。

この度、朝日カルチャーセンターにて、三浦綾子文学に関連する講座が2コマ実施されます。この講座は、それぞれ別のシリーズですが、単独受講が可能です。講師は近代文学の専門家である上出惠子氏(活水女子大学名誉教授)です。当文学館のプログラムでも監修...
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【館長ブログ「綾歌」】田辺聖子『おかあさん疲れたよ』と三浦綾子『銃口』 その2

いよいよ、当文学館分館での企画展示「同時代を生きた作家─田辺聖子と三浦綾子─」が始まります(6月13日(金)〜2026年3月20日(金・祝)まで)。ご協力いただいた、大阪樟蔭女子大学 田辺聖子文学館さま、東大阪市およびご関係者各位。そして監...
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【館長ブログ「綾歌」】田辺聖子『おかあさん疲れたよ』と三浦綾子『銃口』 その1

2021年9月のこのブログで、「田辺聖子の戦時下日記」と題して、「十八歳の日の記録」(「文藝春秋」2021年7月特別号)のことをご紹介しました。その後、単行本『田辺聖子 十八歳の日の記録』(文藝春秋、2021年12月)として刊行され話題を集...
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【館長ブログ「綾歌」】生成AIと小説の創作

スマートフォンのアプリなどで、生成AIがより身近になってきました。無料のものでも、目的に応じた文章を生成したり、画像やデザインをほぼ瞬時に作成可能。そのスピードには、ただただ驚くばかりです。正直、相当の時間をかけて書評などを練ってきた人間と...
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【館長ブログ「綾歌」】タラの煮付け、タラ鍋──北の冬の食卓から「平和」を想う

北海道の冬の味覚でおすすめと言えば、白身魚では「タラ(鱈)」でしょうか。旬は12月から2月の厳寒期で、真だらの白子は天ぷらで味わったり、ポン酢で「たちポン」にしていただくのが“口福”でもあります。三浦夫妻もタラが好きだったのでしょうか。光世...
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【館長ブログ「綾歌」】頌春 高倉健も愛読した、三浦綾子

新年のご挨拶を申し上げます。昨年は“禍福は糾える縄の如し”という言葉が思い浮かぶような一年でした。みなさまにとってはどのような一年だったでしょうか。今年も、もちろんさまざまなことは起こるでしょうが、そんなときでも、読書や芸術鑑賞を通じて心を...