想い出ノート 第100号(2007年9月号)より

2007.8.2

北海道旅行の最後にこちらに来られる事ができて幸せです。
三浦綾子先生は、私の心の先生です。中一の時「塩狩峠」を読んだ時の
ショックは忘れられません。
人のために生きられる人間になりたいと思っても、中々うまくいかない
ですね。迷ってばかりの人生ですが「かっこわるく生きる事がカッコイイ」
に励まされ、これからも生きて行きたいです。
綾子先生、光世さんに心から「ありがとうございます」と
申し上げたいと思います。
今の学生さんにも三浦文学の素晴らしさ、命の大切さを
もって知って欲しいです。
神奈川より

—–

2007.8.5

ずっと来たいと願っていた思いが叶えられ感謝です。
私は、今まで何度も人生の困難な時、綾子さんの本に
よって、もう一度頑張って正しい方向に向かって生きようと
思い直され、奮い立たせていただきました、生きることに対して。
今、22才の私が”困難”というと、何だか大げさなようにも
思われて、文字として表されると、さらに気恥ずかしくも
感じますが、でもやっぱり真剣に生きる時、困難に対して
しっかりとそのものを正面から受け止めていくことは、とても
大切なことのように思えます。
困難を横からすべり抜けるように避けて通ることもできると
思いますが、正面に立って受けることにより、困難が私を
真に生かしてくれるものになると思うのです。
三浦さんご夫婦のあり方、愛の深さ、慎ましさ、素敵です。
“いかに生きるか”この問いを持ち続けて、精錬された生き方を
自分に問うていきたいと思います。ありがとうございました。


—–

2007.8.11

なにかだいじなことをまなんだような気がします。
すてきなところがあるなと思いました。いのちは、とてもたいせ
つなんだということがもっとわかりました。

7さい(小二)

—–

2007.8.14

高校生の時に手にした「塩狩峠」読み終えて
からも布団の中で号泣したことが昨日の様に
思い出します。
それから「銃口」など、三浦綾子さんの純粋な飾らない
文章に、とても感動します。
ここの文学館は、大学の卒論時に三浦さんの小説を
取り上げ、資料を探っている中で知りました。
いつか訪れたいと思い、今日、念願叶い、足を踏み入れる
ことができました。
東京都

—–

2007.8.14

神奈川県に住む37才の主婦です。
三浦さんの作品が大好きで、特に好きなのは”泥流地帯”
“続・泥流地帯””塩狩峠”です。
他にも感銘を受けた作品は多いです。
クリスチャンではありませんが、いつも尊い教えを頂き、心が
洗われる思いです。
今日、念願だったこの地に来れて本当に良かったです。
これからも三浦さんの教えを胸に生きていきたいと思います。


—–

2007.8.17

「道ありき」を読んで以来、この先どんなにつらいことが
あっても生きていこうと思うようになりました。
三浦綾子さんの作品は、これからも生涯の友とし
読みつづけていこうと思います。
ありがとうございました。


—–

2007.8.29

学生時代、三浦さんの作品をいくつか読みました。
展示の中で「人間の罪」という言葉がありました。重い言葉だと思います。
人に支えられながら生きていることを時々思い出しながら普段は
自分や周りに不平不満を抱えてダラダラ生きている。
三浦綾子氏の作品は自分が直視していない避けているものを
眼前に持ってきてくれる気がします。しばらく読んでいなかったけど
また読んでみようと思います。

タイトルとURLをコピーしました