みほんりん 冬の10景 その6  “いのち・耐えきれず”

2月15日(火)
最近だが、
みほんりんの一本の松が倒れた。
お腹回りは約1.5m、背の高さは約15mの巨木。
歳は、110才をこえているか?
おそらく1月に降った大雪のせい。
見本林の松の巨木は、どれもが下枝はほとんどなく
てっぺんだけに、枝が葉を湛えている。
雪が降る。その頂に小山ができる。
暖かく、風が吹かない日が続くと、その重さは想像をはるかに超え、
巨木もついに耐えきれなく、いのちを絶える。
110年の道すがら、綾子さんの小説『氷点』をも見守ってきたこの樹、
ごくろうさん&「感謝」!

タイトルとURLをコピーしました