「根雪」の分岐点

いよいよ冬。だが、北海道に住むものにとって本当に冬の入りを確認するのはなにか。
それは、初雪からとぎれとぎれに降る雪がいつ「根雪」になるか、なのであろうと思う。
根雪とは、定義で言うと「冬のはじめのころに積もった雪が春の雪解け時期まで解けない」
とある。子どもの頃、大人たちが「地面が凍らないうちは根雪にならない」と話していたのを思い出す。
今年文学館へのアプローチ道路をみると、この2,3日でうっすらと積もった雪の下が凍っていた。
今年の冬の、入り、を認識した瞬間であった。
昨年に続き文学館や見本林の「冬のフォト便り」を今年もお届けしたいと思います。
今日は、その冬の入り口の様子を切り撮ってみました。


△うっすらと積もった雪の下の地面が透き通って見え、一面に薄氷が張っている様子。文学館前アプローチ道路


△見本林一面に生息する熊笹にのった“綿帽子”。ふわふわの雪と風の弱いとき、初冬に見られる風景。


△ピンクの目印。雪が深くなっても歩く道がわかるようにつけたものだと思う。


△“白い桜並木”。春になると堤防を挟んできれいなピンクの桜並木が見られます。

タイトルとURLをコピーしました