【事業計画作り】②ー特別展「星野富弘花の詩画&三浦綾子との絆」展

1911年(大正11年)4月25日に旭川市で生れた三浦綾子さんは、来年(2012年)生誕90年を迎えます。
三浦文学館では、生誕90年を記念して企画展、特別展、イベントなど1年間を通して様々な催しが行われます。なかでも、メインになるのが6月13日の文学館開館記念日から10月末まで行われる特別展「星野富弘花の詩画&三浦綾子との絆」展です。
2年がかりで富弘美術館と打ち合わせを続けながら実現したもの。それも、「文学館交流展」にしようということになり、富弘美術館でも24年9月19日から12月2日まで「三浦文学館との交流展 ―あの人のように―」というタイトルで企画展が開催されるのです。
2年前に企画を立案してから、絵画の輸送費の問題、交流展として同時開催の実現、資料の交換展示などいくつか厳しい課題があったものの、星野富弘さんに光世館長から直接お手紙を出させていただきたくさんのご配慮をいただくなどを経て、夢が実現した、ものです。
展示では、富弘さんの詩画17点をお借りできることになり、文学館2階の回廊ギャラリー全面を使い展示します。また、星野富弘と三浦綾子の対談集『銀色のあしあと』を1988年に出版(現在34刷りになるロングセラー)するなど交流と絆を深めた2人の足あとを追った、「出会い」から「綾子が訪ねた・富弘」、「富弘が訪ねた・綾子」を展示。また、往復書簡や交換した記念の品物などを展示します。
開催期間中は、富弘美術館で販売されているたくさんのグッズを三浦文学館で販売する予定です。


△三浦綾子と星野富弘の対談集『銀色のあしあと』


△期間中は、数多くの“富弘グッズ”が三浦文学館で販売される。大人気のグッズの品揃えは展示とともに楽しみなこと。

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