【事業計画作り】⑤ー9年ぶりの「三浦綾子」

三浦綾子の生誕90年を迎える今年、記念事業のひとつとして三浦綾子直筆の原稿による新刊本の出版を予定しています。
三浦綾子の原稿による本はじつに9年ぶりとなり、誕生日にあたる4月25日の発刊をめざして作業を進めています。
新しく生まれる本は、2年前から進めている三浦綾子文学館での資料整理が進んだことによるものです。三浦文学館では、現在館に寄贈されている約1万7千点の資料を整理しデータベース化することに取組んできました。
この取り組みは、20名ほどのボランティアの皆さんの作業によるもので、2年前より整理が進められこのほど本の元となる「三浦綾子書き残した原稿」(寄稿、エッセイ等で小説は除く)667点が確認されたものです。
このうちすでにエッセイ集など単行本として収録されているものを除いたなかの20数篇が新刊本に収録される予定です。
出版は(株)小学館からとなる予定。出版と同時に三浦綾子記念文学館で販売されることとなり、久しぶりに新しい「三浦綾子」に出会うことになりそうです。


△現在三浦文学館第1展示室には三浦綾子著作の全作品83冊が展示されていますが、今年はこれに新たな1冊が加わりそうです。

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