件名の単行本にてご紹介をいたします。
著者のモハメド・オマル・アブディン氏が、日本語を学ぶ過程で点字図書館から借りてきて聴いた作品の中で、一番印象に残っている本として三浦綾子の『銃口』をご紹介してくださいました。
ご興味がおありでしたら、ぜひお手に取っていただければ幸いです。
印象に残っているのを一つ挙げるとしたら、三浦綾子の『銃口』です。高瀬先生には、ぼくは時々スーダンの内戦の話もしていましたから、戦争がテーマになっている『銃口』を薦めてくれたのかなと思います。三浦綾子は文体がきれいですね。クリスチャンだから宗教の話が出てきてややこしいところもありますけど、物語の仕込み方がおもしろく、一気に読まされます。
モハメド・オマル・アブディン著(聞き手・構成 河路由佳)『日本語とにらめっこ 見えないぼくの学習奮闘記』(白水社)p95
本に関する詳細は、白水社のサイトからご覧ください。
日本語とにらめっこ – 白水社 (hakusuisha.co.jp)
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盲目のスーダン人が「日本語とにらめっこ」した20年 モハメド・オマル・アブディンさん |じんぶん堂 (asahi.com)
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