日頃の感謝を込めて毎年開催している
「三浦綾子祭」がいよいよ6日から始まる
今年で第4回
12日の綾子さんの命日までの1週間
毎日魅力的なイベントが目白押し
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1日目の6日(土)は
16時から
非常にレベルが高いと評判の
旭川のヤマハエレクトーン教室に通う
高校生や小学生によるヤマハエレクトーンコンサート
題して「若き才能の競演」
フレッシュで輝くような演奏が楽しみだ
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2日目の7日(日)は
16時から
伊藤嘉彦さんという新進気鋭のサックス奏者による
クラシックサクソフォーンコンサート
~魅惑の音色にのせて~
予定しているプログラムを見ると
クラシックはもとより良く知っている曲もチョイスされていて
誰にでも楽しめそうだ
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3日目の8日(月・祝)は
14時から
NHK旭川放送局のアナウンサー村上里和さんによる朗読会
朗読する作品は綾子さんの最初の短編小説『井戸』
サブタイトルは
「痛いっていいことなのよ」
北海道文学館の副館長・平原一良さんのギター伴奏と
森下辰衛三浦綾子記念文学館特別研究員の解説もある
里和さんの朗読はさすがはプロとうならせるもので
とても人気が高い
今年はどんな世界を聞かせてくれるだろう
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4日目の9日(火)は
16時から
和島京都さんによる
ジャズボーカルコンサート
~心に響くスタンダードを優しいギターの音色と共に~
秋色の見本林に素敵なジャズが流れ
スタンダードの魅力を心ゆくまで楽しめる
京都さんの美しい歌声が魅力的なのはもちろんだが
ギターを演奏する吉田さんのテクニックも必聴!
秋にふさわしいプログラムを用意しているそうだが
その内容は当日まで秘密
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5日目の10日(水)は
14時から
NHK旭川放送局の那須敦志局長による
NHK保存映像で見る
「三浦綾子が生きた旭川」
特別に編集された映像は今回しか見れないとのこと
貴重な映像が多く三浦ファンにとっては必見だ!
那須局長の思い入れたっぷりの解説も楽しみ
※この日は13:30~15:30に限り入館料は無料
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6日目の11日(木)は
14時から
森下辰衛特別研究員による講演会
「原発・日本・いのち 社会問題と三浦綾子」
いつになく硬いテーマだが
震災の傷がまだまだ癒えない今
綾子さんの作品から読み取れる
彼女の社会問題に対する鋭い視点があぶりだされる
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7日目の12日(金)は綾子さんの命日
この日は旭川市民を対象とした無料開放日
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まず13時からお墓参り
※自由参加・観音霊苑に集合
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15時から文学館で
「日記に書いた夫の心音(こころね)」
と題して三浦光世館長と
長崎の活水女子大教授・上出恵子さんとの対談が行われる
毎日付けて来た日記に綴られた様々な出来事
そして妻・綾子への思い
三浦綾子研究の第一人者である上出教授が
どんなエピソードを引き出してくれるのか楽しみだ
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三浦綾子祭の最後を飾るのが
18時から行われる
「三浦綾子さんを語る夕べ」
毎年本州から参加される方も多い
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他のイベントはすべて文学館で行われるが
この「語る夕べ」は市内中心部にある
花月会館で開催
参加費は4000円
お料理や席の準備があるので
11日締め切りとなっている
申込み・お問い合わせは文学館まで
TEL:0166-69-2626
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すべてのイベントは参加料無料
ただし入館時に入館料(一般:500円)が掛かる
二日で1000円
三日で1500円となるところ
800円で期間中の1週間入館できるスペシャルチケットを販売している
このチケットは期間中も販売しているので
いろいろ見たい人にはとてもお得なチケットだ
もちろん賛助会員やボランティアの方は無料入館できる
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多くの方に楽しんでいただければ
1年掛けて準備してきた事も報われる
天国の綾子さんも喜んでくれるだろうか
さぁ、あともう少し頑張るゾ!