「想い出ノート」より 第127号(2009年12月1日)

来館されたお客様の想いが詰まった「想い出ノート」の一部をご紹介しています。

2009.11.7
静岡より来ました。
私は30代の時、うつ病になりました。
その時三浦さんの小説やエッセイにはげまされ
なんとか健康な心が取りもどせました。

今日は娘と来ました。

あの時あなたの小説に出会わなければ
自殺という一番やってはいけない事をしてしまったかも
しれません。

娘と来れたのも、あなたの小説に出会えたからです。

ありがとう

2009.11.8
ようやく訪れることができました。
娘が旭川で学生生活を送ることになった運命に感謝しています。
展示の中で一番印象深かったのは、黒く墨で塗りつぶされた教科書です。
情熱を持って、正しいと信じて(信じさせられて)子供に伝え続けてきたことが
実はとんでもない過ちだった-身動きがとれなくなるほどの重い病いに
なってしまうくらい綾子さんは絶望の淵に立たされたのだと思います。
その時の綾子さんの心情に、今日は生々しく触れ三浦文学の原点を
見た思いがしました。
これからも、折に触れ綾子さんの作品を読み続けていきます。

群馬県

2009.11.8
10年ぶりに訪ねました。10年前の12月18日、雪の中の記念
文学館とは違い今日は冬としては暖かいのどかな日で
記念文学館の周囲を歩いてみたいと思います。
私は中学生の頃、三浦さんの本と出会い、それから
ほとんどの作品を読ませていただきました。いつも私の
心の支えです。
大学生の頃、友人と2人で三浦さんのお宅におじゃまさせて
いただいたこともありました。見本林はその時とあわせて
3度目です。光世さん、いつまでもお元気で。

長野県

2009.11.17
長年の想いがようやく実り昨日は雪の舞う塩狩駅へ
本日は、こちらに寄せていただくことが出来ました。
来る途中に載せていただいたタクシーの運転手の
方から三浦ご夫妻のあたたかさ、優しさの
伝わるエピソードもお聞きし泣きそうになりました。
今日の日を忘れません。
私の希望となった三浦綾子さんの本に
本当に感謝しています。

京都市西京区

2009.11.18
“人の愛は意志なのだ〝
という三浦綾子さんの言葉に感動しました。
出張で初めて旭川に来て、ふらりと寄りました。
偶然こうやって来ることができて良かった。
私は25歳ですが〝いかに、どうやって生きていくか〝
常に悩んでいます。単純にわり切るなんて
なかなかできないけれど、やはり優しい人、愛を
与え、溢れんばかりの人になれたらと思うのです。
綾子さん本、これから沢山読もうと思います。
あと、ご夫婦の愛にも感動しました。

結婚するならあれくらい愛し合える
人に出会いたいものです。

2009.11.20
結婚10年目の旅行で旭川に来ました。子供8才と旭山動物園の帰りに
立ちよらせてもらいました。友人よりすすめられ三浦文学に出会い、いつか来たい
と思っていました。私がここへ来る事になった理由が分かった気がしました。
2009.11.23
今日、泥流地帯の特別展を観て、三浦綾子さんの
作品をつくるにあたっての真剣な誠実な様子が
よくわかりました。その三浦綾子さんを強く支え
続けて、今も活躍されている三浦光世さんの果てし
ない力に驚きと尊敬の念を感じます。これからも
ご活躍されますようお祈りいたします。

妻育美とともに 札幌

タイトルとURLをコピーしました