想い出ノート 第93号(2007年2月号)より

2007.1.6

こちらの皆様にはなじみのない群馬県からはるばる
やって参りました。数多い作品に接し改めて感無量の
気が致します。思い出の作品を拝見して感謝の
気持ちで一杯です。ありがとうございました。

群馬県

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2007.1.7

訪れるのは2度目ですが、同じ作品でも年を重ねると違った印象を
持つのと同じように、ここの印象も前回とは異なっています。
見本林と雪景色がほの青めいてとても静かです。
また訪れたいですね。

札幌市

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2007.1.14

三浦綾子さんの作品を初めて読んだのは、18歳のと
きでした。「塩狩峠」でした。そして氷点を読みました。
とても素晴らしい作品で、もっと早く読んでいれば
人生とても変わっていたと思います。本当に、今までの
人生の中で、1番影響を受けました。
本当にありがとうございます。
これからも、読み続きます。

福岡県

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2007.1.17

1度目に来た時は、この林が真っ暗で館がひっそりとただずみ
その雰囲気に圧倒されておりました。
今日は念願の再来館。ようやく入ることができました。感無量です。
三浦綾子さんの本はバイブルでした。本を手にしては生きる支えのように
しがみついた毎日。何度、何十度、救われたことでしょう。
私にとって今日は新たな三浦綾子さんからのメッセージを受け取ると
同時に、その時代の私の精神が浄化していくような、そんな気持ちが
いたしました。どうぞ光世さんをはじめ、みなさまの益々のご多幸ご健康
お祈りしております。

仙台市

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2007.1.20  大寒の日に

氷点の舞台と同じ 雪の日に ここにいるのが夏のようです。
高校生の冬休みに 道ありきor光あるうちに 読みふけったことが
きっかけで 以来 三浦綾子さんの生き方 読み物に教えられて
います。  結婚してからは 夫婦愛 愛すること 信ずることにも
教えられますが 罪深い私はなかなか悟りきれず「穏やか」
とは言い難い日々です。  縁あって やっと この地を
訪れることができました。  今日から また 生き方を考えていきたい
と思っています。  これからの人生で また 三浦夫妻から 学び
続けていきます。

佐賀

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2007.1.27

心がつらくなった時に思い出すのはいつもここ旭川の文学館です。
今日もやさしい空気に包まれ、だきしめられている感じがします。
綾子先生の「大丈夫。」と言う声が聞こえて来ます。
自分の中で気持ちを浄化して行くのに時間がかかります。
そんな時思いだす言葉は「神様は負えないほどの荷物は決して負わせては
いらっしゃらない」綾子先生の言葉です。ひと時忘れていました。でも思い出した
時に不思議と平安な心になったのです。「大丈夫。きっと大丈夫」と。
冬の雪の中の見本林が大好きです。また来ます。

千葉県

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第92号(2007年1月号)より
TOP

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2006.12.10

そんなに大きな場所ではないけど、ここには三浦夫妻と彼らを支えてきた
人々の熱い思いがぎっしりとつまっているのをすごく感じました。


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2006.12.16

去年 旭川に転勤してきましたが、三浦さんの事を全く
知らずに今日初めて知りました。愛について三浦さんが
伝えようととする気持ちが胸にひびきました。


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2006.12.20

娘と二人でやっとここに来ることができました。この2階から眺める原生林の
冬景色が三浦先生の原点のような気がします。
大人になった娘が、ここで何かをつかんで帰れたらと思います。


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2006.12.22

東京から母と姉、3人で旭川へ来ました。私だけこちらへ来訪しています。
20代の10年間、精神的に病み、家族にも迷惑をかけ過ごしてきました。
幾度″死にたい″″未来がない″と思ったことでしょう。でも三浦綾子さんの作品を読み
(大全集)生きる力を頂けました。本を読むことで、希望という未来と生きるエネルギーを
もらいました。以前、氷点の再放送をみて、耳にしたのが、綾子さんは「人に生きる
エネルギーを感じる与える作品を描きたいと」私はこの言葉を聞いたときに
励まされパワーをいただきました。いつか必ず文学館へ来ようと決め
30代にして体も心も元気になり充実した生活を送れるようになりました。
三浦綾子さんの作品を読んでいなかったら、まだ私は自分の中でさまよっていた
ことでしょう。この中(文学館)に居ると涙が出てきます。温かい何かを感じています。


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2006.12.26

初めて来ました。この旅行での
メインの1つです。
以前から大ファンだったので展示1つ1つが
新たな発見の連続でワクワクしました。
三浦さんの小説に出てくるような
教師になれるよう、これからも目指して
がんばっていきたいと思います。
何年後か、道に迷うことがあれば
また来たいと思います。


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2006.12.27

今の季節にはめずらしい小雨の中の見本林と記念館
とても心が落ち着きます。
来館は2度目になりますが、三浦さんの言葉が一つ一つ
しみこみます。
外の林も歩いてみました。静けさの中シジュウカラやヤマガラ等の
細い声と木々を飛びかう姿、印象に残りました。
今ちょうど屋根の雪がつららと共に滑り落ちたところです。
神奈川県

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2006.12.28

何故か涙が出て仕方ありませんでした。
平凡な一日が大切な事を語りかけているのが良く
分かります。何となくこちらに足を延ばしたのですが
この事が何を自分に語りかけようとしているのか?
静かに考えて見ます。
ここに来て「氷点」で見た場面を思い起こす事が
できました。三浦さんがこんな景色を見ながら
この本を書いたのですね。
愛知県豊田市

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