想い出ノート 第94号(2007年3月号)より

2007.2.14

大阪から一人旅で来ました。
半年前から三浦綾子さんの事を知って、いくつか読みました。
塩狩峠、道ありきにとても感動しました。
特に、私が病気になってる事から、道ありきに記載されている「病も
自分に必要だから神様がそうされたのだ」という旨の箇所がとても
感動し、深く心に残りました。

本日は光世さんの講演を午前と午後、2回聞きました。とても
良いお話でした。光世さん、いつまでもお元気でお体ご自愛
下さいませ。

また、光世さん以外も、文学館の事務局の方、ボランティアの方々が
とても親切な対応をして下さり、とても感動しております。
本日、賛助会員になりましたので、定期的に文学館の事もまた
知る事ができますので、また是非伺いたいと思います。
大阪に戻ったら文学館のことを広めてみたいと思います。

大阪市

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2007.2.16

初めて旭川に来ました。学生時代の後輩のすすめで「氷点」
「続・氷点」を読んで以来、少しずつ三浦綾子さんの作品を読み
進めて来ました。三浦綾子さんのおかげで自分がどれほど
いやしい人間かということを悟りました。今までどれほどの人から
許しを得ていたかも。
今度は夏に来たいと思います。

岐阜県 各務原市

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2007.2.17

見本林に建つこの三浦綾子さんの文学館に60才をこえた
友人3人と訪ねることが出来ました。
愛、つむいでの中の一つ一つの言葉、”塩狩峠”の事実に基づく
話と沢山の感動を得ました。
親しかった友達が続けて旅立ち、寂しさが募る日々ですが
心はいつも一緒に旅に出て参りました。
明日は名寄から宗谷本線に乗ります。
塩狩峠の近くで永野さんにお祈りを、と思います。
光世さんのご健康を心よりお祈り致します。

神奈川県 厚木市

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2007.2.18

長年、三浦さんの作品を読み続け、ずっとここに来たいと思い続け
てきました。友人と感動に震え、言葉がありません。
三浦作品からは人としての在り方、考え方を本当に考えさせられ
ます。三浦作品を心の糧として生きていきたいと思っています。
次は夏に「塩狩峠」や「泥流地帯」をおとずれたいです。
そして、光世さんの講演会にも是非参加したいと思います。
三浦綾子さんに思いを馳せつつ、光世さんのご健康を。

栃木県小山市若木町

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2007.2.18

高校生の頃、はじめて三浦綾子さんの作品に出会いました。
「塩狩峠」だったのですが、最期は涙が止まらなかったのを覚えています。
それから多くの作品にふれてきましたが、いつも読み終わったあとは
心静かに休まり、何ともいえない幸福感に包まれます。
一番好きな作品・・・というか人生のバイブルと思っている作品が
「泥流地帯」です。私も生きていく中で、誰かを思いやり、誰かの
ためにできることをしようと改めて考えさせてくれる大好きな作品です。

今日は長年の夢だった記念館にくることができて、とても
嬉しいです。今度は作品に出てくる場所にも行きたいと
考えています。

静岡県

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2007.2.20

北海道旅行、旭川を訪問するにあたって「塩狩峠」を読んで
きました。私にとって初めての三浦綾子体験でした。
キリスト教信者でない私には率直なところ信夫とフジ子の二人の愛
は、美しく汚れなさすぎて、必ずしも共感できるものではありませんでした。
しかし、今回記念館を訪問し、フジ子のように肺病、カリエスを病み
何年も病床に臥した作家がいたこと、そして信夫のようにその女性
を愛し、待ちつづけた男性がいたことを知りしょうげきをうけました。
三浦綾子さんが、どのような思いで、この本を書いたのか。
このような素晴らしい夫婦がいたことを不勉強にも今知り、感動
をうけました。

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