想い出ノート 第96号(2007年5月号)より

2007.4.3

丁寧な展示、居心地の良い空間、素晴らしい文学館です。
中学一年のとき、朝刊に連載される「氷点」を夢中で読みました。
こちらに伺う前に文庫本で、もう一度読み直し人間に対する深い洞察に裏付け
られた格調高い小説であることに改めて感じ入りました。
今日、三浦綾子さんの壮絶な人生に触れ、また感動を覚えました。
来て本当に良かったです。


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2007.4.6

塩狩峠の「たった今この速度なら、自分の体でこの車両を
とめることができる」と信夫はとっさに判断した。
胸に迫る思いでした。


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2007.4.22

大学生の頃、文学を学んでおりました。
三浦綾子さんの作品とは中々縁がなく殆ど読むことが
ありませんでしたが本日来館して三浦綾子さんが数多くの作品を
通じ「生の大切さ」を生涯かけて伝えて生きたかったのだろう
と痛感しました。
嘆かわしく悲しい事件が相次ぐ昨今の中で三浦綾子さんが
残されてきた作品は生きることに戸惑い悩んでいる人々に「生きることの
大変さ」そして「生きることへの喜び、感謝」の意味を与えてくれると切に
思います。
私も実は仕事の人間関係や目の前にある現実が嫌になって
旭川へ偶然来ましたが、今日来館して本当に良かったと思います。
北見市

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2007.4.26

旭川の高校を卒業し、浪人を経て大学進学を機に北海道を離れ
大学を卒業し旭川に戻ってきました。ここを訪れようと思ったのは、地元である
旭川のことをよく知らないので、このままではいけないと思い旭川に縁のある
著名な三浦綾子さんのことを知ろうと思い立ったのがひとつと、もうひとつは
三浦綾子さんがキリスト者であることです。キリスト者である親戚の話をきっかけに
キリスト教、そして宗教を広く考える機会になればと考えています。


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2007.4.29

「氷点」に出会った時から、ずっと三浦綾子さんの本を読み
たくさんのことを考えさせられ教えられました。
そして今日、この記念館にこれたことを本当にうれしく思います。
これからも何かにまよった時やなやんだ時に、三浦綾子さんの
本を読んで人生の道しるべにしたいと思います。


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2007.4.29

私には『自分の事よりも他人を』という考え方
がまだわかりません。家に帰ったら三浦綾子さん
の本を色々読んでみたいと思います。
もし、また次に来れる時には、私も他人の事を
優先して考えられる人になっているかな・・・・。


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2007.4.30

地元ですがなかなか来る事が出来ません。友人とやっと来れました。
2回目ですが今回はじっくり拝見し、今後の人生を考える良い日に
なりました。又、明日から一日を大事に過ごして行きます。
旭川

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第95号(2007年4月号)より
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2007.3.1

「塩狩峠」の本を手に取って最後の方を少しだけ読みました。
心がうたれました。同じ鉄道マンとして長野政雄氏のこと
しっかり胸に焼きつけていきたいです。
千葉県 習志野市

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2007.3.6

一人旅です。再び、この記念会へ訪れることができ感謝と感動です。
この数年、嵐のような忙しく疲れ問題をかかえる日々。心身共に病みました。
今日、ここへ訪れることが出来たことが、一番の薬であり、希望の光がみえたと
感じました。

最後に私の好きな言葉を
「人間の一番の勉強は困難をのりこえることだ」  泥流地帯より

少しずつ希望の光に向かって歩いていこう・そういうふうに思えた。
ありがとう・三浦先生!!

東京

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2007.3.6

三浦先生の作品に出会ったのは中学生の時。初めて読んだ長編作品でした。
以来、少しずつ先生の作品を読んでます。先生の本は人の心をあたたかく感動
させるものがあります。私は自分がダメだなと落ちこんでいる時など励まされます。
三浦綾子記念館におとずれたいと思って5年、やっと実現しました。
初めて旭川の地を訪れ感動しております。
私は先生の様に真面目に生きる自信はありませんが、自分の信じた道をまっすぐに
生きたいと思います。これからも先生の作品を読み続けます。
一度でいいから生前の先生に会いたかったです。

大阪府

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2007.3.10

3・4年ぶりに18年間こんな私の友人で居てくれる
方と2人で来ました。「カッコワルイことこそ」
「カッコイイ生き方」と「転ぶことははじでは無い」
「起き上がれないことの方がはじ」なのだ!!と言う
言葉が好きです。
転んでも起き上がれるよう頑張ります!!^。^;


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2007.3.23

三度目の入館を果たしました。来年は
開館10年に入るとのことですね。思えば
開館日に夫と埼玉から出席させて頂き
ました折には、綾子先生のお元気なお姿
を垣間見る事が許されました。
綾子先生亡き後も三浦文学はますます
すばらしい働きをしていらっしゃいますね。
四度目も又来館したいです。

埼玉

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2007.3.30

三浦綾子さん、塩狩峠で感動して道ありきから三部作をよんで
すばらしい人だなと尊敬しています。まだ全然作品は読めてないで
すが、たまたま旭川に来れてこの記念にまた読んでみたいなと
思いました。すごい人だなと改めて思いました。来れてよかった。
ありがとうございます。

山梨

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2007.3.31

昔から、三浦綾子さんのファンで特に「氷点」は
好きな作品でした。子供の頃見た、島田陽子主演
のTVドラマの陽子と夏枝役の女優さんに「ようこ」
という名前の人が、あまりに多い事です。単なる偶然
とは思えません。綾子さんの妹さん(3歳で亡くなった)も
「陽子さん」で、この作品のモデルになったことも初めて
知りました。「塩狩峠」も感動作で好きです。
文学館に来て、本当によかったです。

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