想い出ノート 第83号(2006年4月号)より

2006.3.3

娘と2人で大阪から今日来ました。旭川空港に降り立った
時、一面の銀世界に驚きました。一番訪れたかったこの
「三浦綾子記念文学館」に来ることができてうれしいです。
外は外国樹種見本林と白い積雪。木の枝々から降って
くる雪の霧の舞。夕日にきらきらと光ってとてもきれい!
綾子さんと光世さんの共に歩んでこられた人生がしのばれ
ます。静けさの中に感動がこみ上げてきました。
本当に来てよかったです。ありがとうございました。
以前、「氷点」「塩狩峠」「道ありき」読みました。

大阪

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2006.3.4

30年前、自分の生き方に迷った時″道ありき″を読み
目が覚めました。記念館にこられた事 本当に良かった。
あの時″死″を選んだら今がなかったから ありがとう
本 かなり持っています。


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2006.3.14

今回は、北海道一人旅を計画し、ずっといつか来ようと思っていた。
この記念館に来れて良かったです。三浦さんの作品を初めて読んだのは
私が中学3年だった頃。今から6年前のことでした。初めて手に
した作品は「塩狩峠」でした。筆舌し難い思いが私の中で走り
ました。その後「氷点」「海嶺」「細川がラシャ夫人」などの
代表作を読みあさりました。三浦さんの作品にも多大な
感銘を受けましたが手記の方にはもっと大きな衝撃が
ありました。御自身とても大きな病気をされているのに
それを乗り越えた信仰などは、とても私の心を揺さぶりました。
21才になり、自分というものを見失いかけている今、自分とは
何かというものを探す旅に出てきたわけですが、幼・中・高と
Mission Schoolで学んだことを思い出し、何が必要なのかを
ここで再び考えさせられました。

又、春か夏に塩狩駅のとこの旧宅が開いている時に
来ようと思います。

From 広島

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2006.3.14

三浦さんの本は「氷点」を読んで以来、多くのものを
読ませて頂いています。内容に非常に深みがあり、人生
における人それぞれの生き方の交錯がうまく書かれていて大変
感銘を受けています。
三浦さんの人生そのものの中で得た多くの体験というものが
今まで残されているすばらしい小説の数々につながり
生かされているのではないかと、この文学館に来てよく分かりました。
館内には三浦さんの数々の素敵な言葉が残されていて
私自身その言葉に大変勇気付けられるし、そういった考えができるというのは
なんてステキなんだろうと心から感じました。
また来たいなと思っています。ありがとうございました。

栃木県

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2006.3.19       「想い出ノート」を読んで・・・・・

少しずつ雪解けが進み、春ももうそこまで。大好きな季節です。
北海道に来て丸12年になろうとしています。旭川に住むように
なってからは約5年です。
本州出身で、三浦綾子さんの作品と「安全地帯」が大好きで
旭川という地には特別な思いを抱いていましたが、まさか住むように
なるとは・・・・20年前には想像も出来ませんでした。
北海道旅行での様々な出会い、進学、就職・・・・そして今では
上川管内でお仕事させていただき、そしてこの記念館をほんのちょっぴりですが
お手伝いさせてもらっています。人生何があるかわかりません。
ここまでに至る不思議なご縁や出会いを感じざるを得ない今日この頃です。
N

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2006.3.25

私も旭川市民なのですが、三浦綾子さんの本を読んだのはごく最近で
いままでなぜ読まなかったのだろうと思っております。
こうして三浦綾子さんに興味をもち、三浦綾子記念館をおとずれた
わけなのですが、こんなすばらしいところがみじかにあるなんてというしまつです。
三浦綾子さんの作品は人間の内面をよりちゅうじつにえがいていると思った。
そして自分もこんなこと思ったことがある、または感じていたと思い、なぜか
安心してしまいました。自分もこうゆう作品をかいてみたいなぁと思っています。

旭川市 高校生

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2006.3.25

三浦さんの作品は、実は3作程しか読んだ
ことがありません。「氷点」は19歳の時初めて
読み、それ以来何度も何度も読み返しています。
「氷点」の舞台である見本林に来ることが出来、想像して
いた通りの場所でとても嬉しいです。
最近また氷点を読み返し、昔(といっても5、6年前ですが)
とは違うとらえ方が出来ました。陽子の言葉が
深く心に入ってきます。
今日はここに来ることが出来、本当に感謝しています。
すばらしいものを沢山見せて頂き本当にありがとう
ございました。

東京

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2006.3.22

高校生の時に、初めて『塩狩峠』を読み、とても深い感銘を受けました。
その時から、七年間ずっと三浦綾子さんの本を手放せないでいます。

今回やっと、ここ旭川に来ることができました。そして、私の期待以上に
充実した文学館で、また三浦さんの作品を読みなおそうと思いました。

山梨から来た甲斐がありました。

山梨県

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2006.3.10

こちらの文学館を訪れるのは二度目となります。
前は秋でしたが冬の景色はことさら「氷点」
の背景を想像させ再読してみようと思いました。
病の中においても数多くの作品を残された三浦
綾子さんの文学を追うたびに多くの下書きされた
ノートや取材記録を思い出します、
一行の文章にどれだけ努力されたことかと・・・・

福岡市

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