想い出ノート 第118号(2009年3月号)より


2009.2.8

ここに来るたびに心が真っ白になります。
一人掛けチェアに座り、気に入った本を手に取り読み進める。
読み進みながら、心に響く言葉を手帳に記す
日々の生活に忙殺されそうなとき、この手帳を読み返すと
自分の心の汚れた部分がじわじわと浮いてくるのが分かる
自分と向き合える場所、それがここ。
見本林という木々に囲まれ、私という人間の小ささを感じる。

あの人の生まれた街。
あの人が生きた街。
そこをゆっくりと歩き、見たこともない時間に思いをはせる。
時を忘れ旭川の街をゆっくりと歩く・・・今一番の楽しみ。

任期を終えて本州に帰る私を
また、あたたかく迎えて下さい。
心の故郷 旭川。


2009.2.10

三浦綾子の″氷点″を遠い昔に読んで感動
した思いを確認すべく始めて当館を訪れ
ました。一面の銀世界の中で心の洗われる思
いになりました。遠い昔の感動を実感で
きた幸せに感謝します。
当館のますますの存在感を実現すべく
努力してください。遠くから応援します。

兵庫県 芦屋市

2009.2.14

初めて1人で訪れました。
映画「塩狩峠」を見て、とても感動しました。
本当に、時間がたつのを忘れていました。
綾子先生の他の作品も読んでみたいと思います。
ありがとうございました。

旭川東栄高校

2009.2.21

子供達2人と来ました。
本は好きなのですが三浦綾子さんの本は読ん
だ事がありませんでした。
前から読みたいとおもっていたのに・・・
ここにも来てみたいと思っていて綾子さんの
生きる姿勢にはげまされました。
この機会に全ての本を読んでみたいと思います。


2009.2.22

今日は猫の日だそうです。
三浦綾子さんの本は、大学にあった「旧約聖書入門」
をかりたのが始めてでした。
学生寮の同室の友人が、自分の為にかりたと思い
「私も教会に行きたい」
と言いだしたのにはおどろきました。14年も前のことです。
その後、氷点、塩狩峠を読んで、人にかすと、
必ず泣けたと言って返ってきませんでした。
今も見つけてはプレゼントしています。
真実に生きることは何だろう。
お金でなく、このような生き方ではないか・・・と。
いつもえりを正されます。
現実はそのとおりにはいきませんが・・・。
本当に感謝しています。

東京都

2009.2.28


2度目の来館です。1度目はさわやかな
5月頃に来ましたが今回は雪の中
バスを降り記憶をたどり歩いてきました。
滑るという恐怖感もなく導かれる様にして
たどり着きました。中は以前と変わらず
温かく迎え入れてくれ、心のふるさとに帰って
きた様な穏やかな一時を過ごす事が
出来ありがとうございました。

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