【行事報告】2020年8月18日(火)午後1時30分から 三浦綾子読書会 ゆっくり読む『天北原野』が開催されました。

事務局ブログ

待つことができず信じることができなかったあき子の悲劇が始まってゆく心痛む個所でもありましたが、待つことが人生の楽しみだと、本当に思えたら、いつでも思えたら、いいなあ、と思えた半年ぶりの読書会でした。

「マッテイルコトハ、ジンセイノタノシミ」― 文学館読書会再開 /森下辰衛公式ブログ「 カバの背中に乗って」より

 今年の2月以来、長らくお休みをしていた 読書会「ゆっくり読む『天北原野』」が、8月18日(火)午後1時30分から2時間、三浦綾子読書会本館2階図書室で開催されました。 いつもの半分ほどの7人の参加者でしたが、当日は、『天北原野』上巻「藤八拳」の章の前半25ページほどを、全員マスクをして1ページずつ輪読し、10分ほど置いて、のち語り合いました。
 当日講師を務めた三浦綾子記念文学館特別研究員森下辰衛が自身のブログ 「マッテイルコトハ、ジンセイノタノシミ」 でその様子を記しています。ぜひ、お読みいただければ幸いです。  

開催にあたり、 当館では 「北海道コロナ通知システム」 を導入して予防対策を講じ、 席の配置や人数などを考慮して安心して参加できるようにいたしました(詳細はこちらのページをご覧ください)。

「マッテイルコトハ、ジンセイノタノシミ」― 文学館読書会再開 /森下辰衛公式ブログ「 カバの背中に乗って」より
当日の写真を借用しました。
昨日は早めに来てくださった皆さんと相談しながら、机をバラバラに離して配置して 、
それぞれにほぼ2人ずつ、向かい合わない二辺に座っていただきました。

 一方で、参加者はマスクをしての輪読や語り合いを行ったので、少し大きめの声になった点、机をばらけた配置にしたため通常の入館者の方々が通りにくい様子だったといった問題がありました(この問題は司会役の位置を変えれば解消すると思います)。
 次回は9月15日(火) 午後1時30分から行います。今回に引き続き 『天北原野』上巻「藤八拳」 (三)以降を読んでいきます。引き続き予防対策を講じ、皆様が安心して参加できるように考慮して読書会を行っていきます。
 事前申込および参加料は不要ですので、直接会場までお越し下さい。
 ※参加料は無料ですが、別途当館入場料が必要となります。お得なカフェ特典付き電子チケットを是非ご利用ください。
 お問い合わせは三浦綾子記念文学館までお願いします。
 『天北原野』は文庫本・電子書籍でお求めになれます(文庫版は下記カートからもお求めになれます)。
『天北原野』上 三浦綾子電子全集(小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/digital/09D015670000d0000000
『天北原野』下 三浦綾子電子全集(小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/digital/09D015680000d0000000

2020.9.16
誤字を訂正しました。

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