三浦綾子文学賞&直木賞受賞作家の河﨑秋子さんは、講演やサイン会等も、各地で精力的に行っておられます。ファンである私も“追っかけ”していて、たとえばここ数カ月では~
- 7月27日:「河﨑秋子さん直木賞受賞記念講演会」@北海学園大学
- 8月17日:「歯を食いしばって文章を書く」@道民公開講座・札幌パークホテル
- 9月12日:「本は心のかすがい」@第64回北海道図書館大会・札幌コンベンションセンター
いずれも満員御礼!
文学ファンのみならず、あらゆる世代の人々の心に届くのは、河﨑さんのお話が、数世代にわたる幅広い生活者の視点で語られるからかもしれません。
しかも、マイク1本、メモ程度の持ち込みでよどみなくお話される姿に、感銘を受けてしまいます(まさに“立て板に水”)。北海道の史実や経済史を踏まえ、さらに、自然環境や動物をめぐる動向もまじえながら、生活者がつむいできた文化を語る――そんなお話は、時間内に構築された、1冊の物語そのもののようでもあります。
そういえば三浦綾子も講演が上手く、「私は、講演を前に、あがるなどということは先ずない。」(胡美芳『愛、そして愛』の序文、静山社、1989年)と述べていました。
河﨑さんも、語るもの=自身の世界がしっかり・はっきりしているので、あがることもなく堂々とマイクに向かえるのでしょうね。
そんな河﨑秋子さんのお話を、この10月も、間近でうかがうことができます。
- 日時 2024年10月14日(月・祝日)13:00より
- 会場 旭川市立大学(短大251教室)
- 演題 河﨑秋子さんが語る作品世界:自然・人・歴史
- 参加対象 どなたでもご参加いただけます。
- 申込方法 入場無料ですが事前申し込み必要
- 定員 200名(定員になり次第受付終了となります)
- お問合せ先 旭川市立大学地域連携研究センター TEL:0166- 48- 3121(代)
- 主催:旭川市立大学後援会、旭川市立大学図書館
- 共催:旭川市立大学AEL講座
詳しくはこちらの旭川市立大学HPをごらんください。
https://www.asahikawa-u.ac.jp/post-news240918-27938/
私も聞き手として同席しますので、ぜひご一緒に“河﨑ワールド”にひたりましょう。