『塩狩峠』50年 「三浦文学でまちおこし」(6)

「塩狩峠50年」国道40号線 塩狩パーク

「塩狩峠50年」国道40号線 塩狩パーク

「塩狩峠50年」塩狩峠 一目千本桜

「塩狩峠50年」塩狩峠 一目千本桜

「塩狩峠50年」林に立つ塩狩峠記念館(三浦綾子旧宅)

「塩狩峠50年」林に立つ塩狩峠記念館(三浦綾子旧宅)

お待たせです。特別展『塩狩峠』タイトルは、

      一粒の麦
いのちより重たい愛の尊さ

です。自分の周りにある“愛”、感じられ、考えられ、何かをつかんでください。

ところで、ここまで今年4月から始まる『塩狩峠』50年事業の準備を紹介してきましたが、みなさん!三浦文学館は「市民の手で支え、活用する」ということをコンセプトに運営しているのをご存知でしたでしょうか。
いまさら…、と思われる方もいるかもしれないのですが、全国の大きな文学館のほとんどは〝ほじょきん″というのがでて運営されているので、私たち三浦文学館とは「だいぶん違うなあ」ということを感じています。
それは、「市民の手で」でやるということは、市民のアイデアがたくさん提案され、また実現されているということなんです。いま、文学館の専従スタッフは5人です。しかし、年間のイベントは、なんと90回もあるのです。この90回のイベント、5人のスタッフが必死になって、11月から2月まで約4か月間で組み立て、3月5日頃に毎年作成している三浦文学館の新聞(「館報 みほんりん」との名で年2回発行)にそのすべてを載せているのです。『塩狩峠』50年事業は、90回のイベントにプラスしてやることですから、いまはテンやワンや、のピーク。でも、3月5日頃はその全貌がまとまり、皆さんの耳や目に。

さて、今回の『塩狩峠』50年ニュース。発想のキーワードは「近郊、健康、知考」(造語あるかも?)です。この発想で何が生み出されたかというと。それは、三浦文学の小説を活用し「道」をつくろう!ということでした。
旭川市には「氷点の道」、上富良野十勝岳には「泥流地帯の道」、和寒町塩狩峠には「塩狩峠の道」。フットパスコースです。となりどうしにある小説の舞台を、知り、味わいながら、心と体の健康を養う。さあ、どんな道が選定されるのか。次のニュースで紹介します…ので。

(文責:松本道男)

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