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 『塩狩峠』50年事業 「氷点の道」トライアル 4月11日(ぶんまち-03)

『塩狩峠』50年事業 「氷点の道」トライアル 4月11日 旭川駅にて(ぶんまち-03)

 『塩狩峠』50年事業 「氷点の道」トライアル 4月11日(ぶんまち-03)

『塩狩峠』50年事業 「氷点の道」トライアル 4月11日(ぶんまち-03) 珈琲亭ちろるにて

 『塩狩峠』50年事業 「氷点の道」トライアル 4月11日(ぶんまち-03)

『塩狩峠』50年事業 「氷点の道」トライアル 4月11日(ぶんまち-03) 見本林にて

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三浦文学の3つの道。和寒町の「塩狩峠の道」、上富良野町の「泥流地帯の道」、旭川市の「氷点の道」の選定の候補ルートそれぞれの道を歩くトライアルが始まりました。
 
最初は「氷点の道」。白井暢明実行委員長を始め11人の実行委員が出発地点の三浦綾子記念文学館に集合。11日の午後2時。「さむいねえ」。参加した人のほとんどが冬の衣服を引っ張り出して着てきたようだが、全員が身を震わせる寒さだ。
 
さて出発。見本林や辻口家があった場所を皮切りに三浦文学館特別研究員の森下辰衛さんの案内で進んで行く。神楽小学校、神楽橋(現忠別橋)、旭川赤十字病院、常磐公園、綾子の生家堀田家の跡地、通った大成小学校と六条教会、旭川グランドホテル、夫光世が『氷点』というタイトルを思いついた旧北海ホテル跡地前のバス停、喫茶ちろる、旧富貴堂書店、旧丸井今井(現フィール旭川)、JR旭川駅(旧国鉄旭川駅)、氷点橋、氷点通りと。文学館へ戻ってきたころには3時間が過ぎていた。それぞれの場所のしっかりした紹介は、6月25日に開催されるフットパス「氷点の道と小説の舞台見本林を歩こう!」イベントの楽しみにしてほしい。
 
でも、おそらく『氷点』を読まれた方は、これらの場所が『氷点』のどんな場面ででてくるか、頭の中に浮かんできたことでしょう。白井委員長は「『氷点』の物語がさらに深まり健康にもよく、まさに一石二鳥の観光コース」と。
 
ただ3時間はちょっとぐったりする、という人もいるのことを考え、正式なコースのほか、「ショートコース(正式なコースの半分くらいを目途に設定)もつくってはどうか」という案も出された。最終決定は3つの道のトライアルウォークが終了する5月中旬になる見込みです。

(文責:松本道男)

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