【館長ブログ「綾歌」】グラフで見よう! 三浦綾子~国会図書館デジタルコレクションの楽しみ・2

「綾歌」館長ブログ

先月に続き、国立国会図書館デジタルコレクションの話題です

「NDL Ngram Viewer」に、一度アクセスしてみてください。

NDL Ngram Viewer

これは、「国立国会図書館の提供するデジタル化資料のOCRテキスト全文テキストデータを利用した」実験サービスで、出版年代ごとの出現頻度を、グラフで可視化できるという興味深いサービスです。

2023年1月現在、「図書・雑誌資料約230万点(約17億種類の単語及びフレーズ)」などが対象になっているそうで、気になるワードを検索すると出現頻度がグラフで見られます。

試しに「氷点」で検索してみましょう。1955年から2020年に絞ってみると、総出現頻度は「145,697」、単行本化された頃が突出して「氷点」の語が出現していることがわかります。

同時期で「三浦綾子」を検索してみると、総出現頻度は「11.143」。綾子召天の1999年に出現が多かったこともわかります。

1980年代、90年代も語として多く登場してことがうかがえますが、これはさまざまなメディア増とも関連があるのではないでしょうか。
検索はどなたでもできますので、気になる言葉をいろいろと調べてみませんか?

田中綾

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